導入事例#014

大洋薬品工業株式会社 高山工場さま(岐阜県高山市)
東海エリアを拠点に全国に医薬品を提供する大洋薬品工業株式会社さま。
新薬の特許期間が満了した後、厚生労働省の承認を得て製造販売されるジェネリック医薬品の製造販売メーカーとして、トップvクラスの実績を誇ります。
高山工場は国内有数のジェネリック医薬品製造の工場で、1994年に竣工しました。
医薬品製造工場には無菌室の維持や異物混入を防ぐ防塵のため、高いクリーン度が求められ、24時間の空調が必要となります。
豊かな自然との共生を目指す同工場にとって、24時間空調を行いながらもコスト削減と環境負荷を低減させることが重要な課題となりました。

また、微細なチリやホコリも許されないクリーンな空間を保つためには、高い電力品質が必要です。 落雷などによって電圧が低下する瞬時電圧低下(瞬低)が起きた場合、製品品質の低下や損失が生じるおそれがあり、こうした生産リスクを回避する設備も求めていました。
24時間にわたって空調設備を稼働させつつ、コストを削減し、環境にも配慮する。
この相反する課題を解決するために、同工場では効率よくエネルギーを活用でき、環境にやさしい電気式ヒートポンプ空調を導入しました。
割安な夜間電力を利用する水蓄熱空調システムを採用し、その熱源機として高効率インバータターボ冷凍機や高効率水冷スクリューチラーを設置しました。
また、瞬低による生産リスクを回避する設備としては、NAS電池(電力貯蔵用ナトリウム硫黄電池)を採用しています。
NAS電池は2004年に500kW機を2台導入。
これは中部地区の民間企業では初めてのことで、その後2006年と2007年の工場増築時にも500kW機と1,000kW機の2台を増設しています。

