
導入事例#019

株式会社ライフサポートさま(愛知県知多郡)
イタリア・ナポリの雰囲気を思わせる風光明媚なロケーションに、リゾートマンション、レストラン、スポーツ施設、マルチホールなど多様な施設を揃えたチッタ・ナポリ。
知多半島の南端に位置するこの人気のリゾート地に、2008年4月8日、新しい飲食店が誕生しました。それが、レストラン「Capo Cenando MARE」(イタリア語で「岬の食卓/海」)と、併設のベーカリー「Buon Jiorno PANE」(イタリア語で「おはようパン屋さん」)です。
このレストランは地産地消をコンセプトに、知多の海が育んだ新鮮な魚介類や海藻類、地元農家の有機野菜、豊潤な味わいの知多牛を使用。乳製品、天然塩、味噌や醤油なども地元でつくられたものを使います。ベーカリーでは、毎朝、焼きたてのパンをご提供。常時10種類以上販売しています。

▲レストランが入るナポリタワー

▲べーカリーでは無添加でヘルシーなパンや地元の乳製品を販売しています
チッタ・ナポリの運営・管理を行なう株式会社ライフサポートさまは、より多くの人々に愛され、さらに地域振興につながるリゾート地をめざして、このレストランとベーカリーをオープンさせました。
「メニューは、おいしくて心も体も健康になる『食育は食楽』をキーワードにしています。地元の食材を使う地産地消にこだわり、心地よい空間をお客さまに提供するレストランをめざしました」同社運営事業部新美さまが語るように、同社では新しいレストランの空間プランニングにあたり、おいしい料理をつくること、お客さまにも厨房のスタッフにも快適な環境をつくることを重視。コストや効率のよさといった経営戦略も踏まえてレストランを設計し、厨房機器の選定を行ないました。

▲上品で落ち着いた雰囲気の店内

▲株式会社ライフサポート運営事業部 新美さま
レストランとベーカリーは、チッタ・ナポリのシンボルであるナポリタワーの1階に誕生しました。
「ナポリタワーは、地上33階建の高層リゾートマンションで、建物全体がオール電化を導入しています。レストラン部分はガス厨房にすることもできますが、コストなどの試算を出して、使用エネルギーを検討した結果、電化厨房のランニングコストが安いことがわかりました。また、コストパフォーマンスだけでなく、マンションの安全管理面など、トータルな視点で考えて電化厨房を採用することに決めました」(新美さま)

コストパフォーマンスと安全性に優れた電化厨房を採用しました
レストランでは洋食や和食など、多彩なジャンルの料理を提供します。そのため、多種多様なメニューが調理できるスチームコンベクションをはじめ、IH調理器、IHフライヤー、パスタのゆで麺器、ベーカリーオーブンを導入しました。
また、同社ではケータリングサービスも展開しており、大量調理にも対応できるクックチルも採用しています。

▲スチームコンベクションオーブン
レストランは、モーニングタイム(午前7〜11時)に始まり、ランチタイム(午前11〜午後3時)、ティータイム(午後3〜5時)、ディナータイム(午後5〜10時)、また週末の金・土曜日はバータイム(午後10〜午前0時)まで営業し、多くのお客さまが訪れます。
焼きたてパンがテイクアウトできるベーカリーも、マンションのオーナーのみならず、地域の人々からも人気です。
「プレオープン期間にもかかわらず、レストランは待ち時間が出るほど大盛況でした。厨房機器も朝7時から夜10時までフル稼働という状況でしたが、厨房内の温度上昇を抑えることができました。特に夏は、ガス厨房では温度が上昇し大変ですが、電化厨房で快適な室温が保たれ、スタッフの体力的な負担は軽減されたと思います」(新美さま)
また、温度上昇を抑えて厨房環境を改善したことで、客席を含めた店内全体のエアコンによる電気消費量も削減できました。

▲IHフライヤーやオーブンなどもありますが、厨房内は快適に作業できる室温です
モーニングタイムに提供するゆで玉子から、和食の茶わん蒸しまで、スチームコンべクションは幅広いメニューづくりに活躍。そのほかの厨房機器も熱効率がよく、スピーディーに多様なメニューを調理しています。
「当社が以前開業していたチッタ・ナポリ内イタリアンレストランの厨房スペースを比較すると、今回オープンした『Capo Cenando MARE』は約半分。電化厨房によって、厨房スペースはコンパクトにできたうえ調理できるメニュー数は増やすことができました」(新美さま)
「最初は電化厨房にとまどいがあったシェフたちもすぐに電化厨房機器を使いこなせるようになりました。クックチルなど、電化厨房の調理に対して懸念されるような味の違いも感じません。料理の仕上がりは直火での調理とまったく変わりがなく、お客さまからも大変好評です」と新美さまも胸を張ります。

▲厨房スペースをコンパクトにできました
地産地消をコンセプトに、電化厨房を活用した魅力的な料理を提供する株式会社ライフサポートさまのレストラン。同社では本当においしい地元の食材を求めて、スタッフ自らが食材一つひとつの味を確認して選んでいます。「素材の持ち味をより一層引き出せる調理システムや、さらに使い勝手のよい調理機器など、中部電力には新しい電化厨房機器の情報提供などを期待しています」。
「地産地消は、遠くから食材を運ぶ輸送コストも、ガソリンなどのエネルギー使用量も削減でき、地球環境の保全にも貢献できます。さらに地元の食材を使った、安全でおいしい料理を多くの人に提供することで、知多半島の魅力をPRし、地域振興にも役立っていきたいと考えています」(新美さま)
将来的には、タワーの2階にも店舗やコンベンションホールを計画しており、知多半島やチッタ・ナポリの魅力を生かした施設の運営に取り組んでいきます。

▲洗練された雰囲気のインテリア。海原を眺めながら食事を楽しめます

▲吟味した素材を提供しています
