エネルギー戦略のパートナー[ビジエネ]

中部電力のソリューションは、電気の力を生かしてカスタムメイドでビジネスをサポートします。

お客さま導入事例〜事例でわかるビジネスエネルギー成功への道〜

導入事例#034

  • 作業環境快適性
  • 安全性
  • 省エネ
  • 省コスト
  • デシカント空調機
  • 電化厨房
  • 商業施設
  • オール電化
株式会社ドミーさま 東浦店(愛知県知多郡)

お客さまの快適と省コストを両立するオール電化スーパーマーケット

株式会社ドミーさま 東浦店(愛知県知多郡)

(課題・ニーズ)
お客さまに信頼され、絶えず選ばれる店舗づくり

競争が激化する小売業界において、独自の事業戦略を展開し、現在愛知県下に32店舗のスーパーマーケットを運営している株式会社ドミーさま。
「お客さまの笑顔のために」を信条として、あらゆるサービスをお客さまの視点から発想しています。販売商品に関しては、独自ルートによる大量仕入れやメーカーとの直接取引などにより、高品質かつ低価格化を実現しています。また、食品加工・物流センターを拠点に、全店舗へ供給する生鮮食品を集中加工・管理することで、物流コストや各店舗での加工作業および作業スペースを削減。そのぶん売場面積を拡大し、お客さまが買い物をしやすくするなど、さまざまな取り組みを行っています。

作業スペースを削減し、お客さまがt買い物しやすいよう売り場面積を拡大

株式会社ドミーさまがめざしているのは、地域のお客さまに信頼され、絶えず選ばれる店舗づくりです。店舗を運営するにあたっては、2つの課題があると店舗開発部長の石川さまは語ります。
「当社では、まずランニングコストの削減を重要視しています。そしてもう一つはCO2排出量の削減など環境問題への対応。この2つは常に取り組んで行かなければいけない課題です」。

株式会社ドミー取締役店舗開発部長 石川さま

(解決策)
エネルギー遠隔計測の結果を基にオール電化を選択

株式会社ドミーさまは、これまで2007年2月にオープンした小坂井店をはじめ、大浜店、東浦店、蔵子店の4店舗にオール電化を採用しています。そのうちの東浦店を2009年3月にリニューアルオープンするにあたり、中部電力では、オール電化採用1号店の小坂井店とガス併用店のエネルギー遠隔計測をそれぞれ約1年間実施。計測結果を基にオール電化を提案しました。

「計測結果から、ランニングコストは年間89円/m2削減できることが分かりました。また、エネルギー使用量から換算してCO2排出量は年間6%/m2削減できることも分かり、東浦店をオール電化にすると決めました。当社は、改正された省エネ法への対応として、来年度から全店舗の総エネルギー使用量の報告と、毎年1%のCO2排出量削減に努めていかなくてはいけません。ですから、中部電力がエネルギー利用に関する提案をしてくれるのは非常に助かりますし、今後、新規出店や既存店のリニューアルを検討する上で参考になります」(石川さま)

(導入機器・システム)
高効率の電気式デシカント空調機などを導入

株式会社ドミーさまの店舗は、ファミリーのお客さまはもちろん、少食の高齢者や独身の方のために、「食べきりサイズ」の冷凍食品を提供するなど、冷凍食品コーナーが充実しているのが特徴のひとつです。
エネルギー遠隔計測の結果から、オール電化店舗では、店舗全体の電力消費量のうち冷凍機の消費量が約1/4を占めることが分かっています。そこで東浦店では、高効率のインバーター冷凍機を導入しました。空調には、冷凍機の排熱を有効に活用できる電気式デシカント空調機とビル用マルチエアコンを採用しています。

また、鮮魚コーナーおよび同コーナーのテナントには、電気式魚焼器を導入。デリカコーナーには、IH調理器、電気式フライヤー、電気式グリドル、スチームコンベクションオーブンなどを導入しました。


(導入効果1)
旧店舗と比べてランニングコストを約20%削減

お客さまが「つい買いたくなる」売り場づくりとして、冷凍・冷蔵ショーケースからの冷気漏れに配慮しなければいけません。ショーケース前の通路に冷気溜まりが生じるため、お客さまは足元から寒さを感じて、場合によっては足早にその場から立ち去ってしまいます。そうした問題を解消するため、株式会社ドミーさまは、冷凍・冷蔵ショーケースの足元にある吹き出し口から、乾燥した暖かな空気を店内に供給するデシカント空調機を積極的に取り入れています。
東浦店では、高効率のインバーター冷凍機を導入するとともに、その冷凍機の排熱を有効に活用できる電気式デシカント空調機を採用。快適な売場環境を整えるとともに、ランニングコストの削減を図りました。
「旧店舗の空調は、暖房熱源に重油を使用していました。また、設備が老朽化していたこともあって、エアコンの効きがあまり良くありませんでした。リニューアルしてすべてE空調(電気式空調)にしてからは効きがとても良くなり、特に夏場はあまり温度設定を下げなくても店内を快適に保てるようになりました」とドミー東浦店 副店長の木俣さまは話します。

東浦店ではオール電化を採用した結果、熱源にガスや重油を併用していた旧店舗と比較して、ランニングコストをトータルで約20%削減できました。

デシカント空調機は快適な売り場づくりに役だっています
ドミー東浦店 副店長 木俣さま

(導入効果2)
電化厨房機器の優れた操作性や調理品質の良さを実感

東浦店では、鮮魚コーナーとデリカコーナーにそれぞれ電化厨房を導入しています。鮮魚コーナーに出店しているテナント「鮮魚 かきた」の魚アドバイザー、竹内さまは当初、電化厨房に対して不安を抱いていました。

「旧店舗の熱源はプロパンガスで、電化厨房機器を使ったことがありませんでしたから、火力だとか、魚の焼け具合などが心配でした。それで導入前に電気式魚焼器の実演を見に行ったのです。鰻がムラなくふっくらと焼き上がっていたので、これなら大丈夫だと思いました。実際、火力も想像以上に強く、強火や弱火などの調節も簡単にできて、仕上り品質はよくなりました。手前味噌ですが、お客さまから『かきたの鰻の蒲焼きは美味しい!』と評判なんですよ」
また、電気式魚焼器は油切れがよく、タレの焦げ付きが少ないため、焼き網などの清掃時間が短縮されたほか、厨房内の温度を常に快適に保てるといった感想を満面の笑みを浮かべて語ります。

デリカコーナーの従業員の方は「電化厨房は、直火を使わないので安心です。また、平日の午後は一人で作業をすることも多いのですが、スチームコンベクションオーブンは温度と時間を設定したら、後はその場を離れることができるので効率良く作業できます。電気式フライヤーなどは、油の温度を常に一定に保てるのでほとんど失敗しないのがいいですね」と、電化厨房のさまざまなメリットを実感されています。

ムラなくふっくら焼き上がると好評の電気式魚焼器(鮮魚コーナー)
IH調理器、電気式フライヤー、スチームコンベクションオーブンなど電化厨房を導入(デリカコーナー)

(エネルギー展望)
省エネ、環境への取り組み姿勢はこれからも変わらない

オール電化を導入し、ランニングコストの削減、省エネ、環境負荷低減を図る株式会社ドミーさま。エネルギー対策や環境対策に取り組みつつ、お客さまの笑顔のために、地元の市場から朝仕入れた新鮮な野菜を販売する地場野菜コーナーを設けたり、小口サイズの食品を販売したりするなどサービスの向上にも力を注いでいます。

「お客さまに喜んでいただけるサービスの提供、そしてエネルギーコスト削減や環境問題への取り組み姿勢はこれからも変わりません。今後は、例えば大幅な省エネ、CO2削減効果のあるLED照明をどのように取り入れていくかを考えています。すでに屋外の看板などにはLEDを採用していますが、店内照明やショーケースの照明などへの導入も検討していきたいと思っています」(石川さま)株式会社ドミーさまは、これからもさまざまな面から省エネ、省コスト、環境へのアプローチを積極的に続けていきます。

地場野菜コーナー

事例に登場した設備・機器のご案内

  • 電気式デシカント空調機
  • インバーター冷凍機
  • スチームコンベクションオーブン
  • 電気式フライヤー