
導入事例#005

オーケーズデリカ株式会社さま(三重県桑名市)
「毎日食べる、健康」をスローガンに、「お母さんの味」を追求した弁当を製造するオーケーズデリカ株式会社さま。弁当という製品には、おいしさや魅力的な価格と同様、安全性が欠かせません。最近、特に重要視される「食の安全性」を確立するため、新工場ではスタートと同時にHACCPを採用することになりました。
HACCPは製造の工程ごとに安全対策を行い、最終的に安全な食品をつくる方法で、その基本は環境を清潔に保ち、製品の安全性を確保することです。
このHACCPに取り組むための必要条件が、電化システムでした。

クリーンな作業環境と安全性を確保する方策として検討したのが、電化厨房です。 さらに、作業空間での動線、清掃や洗浄を考慮した設計、オンラインによる一括管理など、施設設備のハード面と、清潔で衛生的な運営をおこなうソフト面の両方から、HACCP方式を構築していきました。

▲クリーンルーム(配膳室)
ハイブリッド撹拌釜、遠赤外線効果のあるフライヤー、真空調理やクックチルに欠かせないブラストチラー、スチームコンベクションオーブンなどの電化厨房を導入。洗浄機やバイオ型生ゴミ処理機に至るまで、すべて電化にしました。
また、交差汚染を引き起こさないよう動線はワンウェイ化し、清掃や洗浄が簡単にできる設計を採用。余分な紙類や筆記具を使わないオンラインによる一括管理、スポット空調、電子水製造機なども取り入れていきました。

▲電磁調理器とスポット空調
電化厨房の採用によって、調理時も厨房には熱や蒸気が充満しにくくなり、油煙による汚れも改善しています。工場内の温度や湿度管理も万全になり、クリーンで快適な厨房になりました。
スポット空調によって、無駄なく快適な空間が実現でき、ドライフロア化することで、清掃にかかる時間も節約。作業環境を大幅に改善したことで、作業効率を一層向上させています。
このほかにも、CCP(劇的に危害を防止できる重要管理点)の領域ではない場所に、マイナスイオン発生機を設置しました。マイナスイオン発生機の酸化還元作用によって浮遊菌などを無専化させ、きれいな空気を保っています。

▲電気フライヤー
マイナスイオン効果の高い電子水を導入するなど、健康的な食文化を考えた企業活動をおこなう同社。従来の産業給食に加え、学校給食の供給もスタートしており、これからもより徹底した衛生管理に取り組んでいきます。
最近、食品安全マネジメントシステムの国際規格ISO22000が発行されましたが、これはHACCPを基本としています。同社はISO22000の取得を目指して、今後もHACCPの取り組みを強化。エネルギーを有効に使う電化を活用する施設設備はもちろん、従業員一人ひとりの取り組みにも磨きをかけていきます。

▲スチームコンベクションオーブン
