法人(高圧・特別高圧)のお客さま

特別高圧・高圧のお客さまを対象とした電気料金の負担軽減策について

2024年3月1日より、特別高圧・高圧契約のお客さまを対象に、電気料金の負担軽減策を実施いたします。
詳細については、以下をご確認ください。

燃料費調整制度とは

電気をつくるために必要な燃料(LNG(液化天然ガス)・石炭)の価格は、市場や為替などの外部要因により変動します。また、当社の電力調達コストの一部は、一般社団法人日本卸電力取引所における電力の市場価格の変動による影響も受けます。
燃料費調整制度は、これらの価格変動に応じて電気料金を調整するしくみです。

電気料金の計算方法

【計算式】「電気料金」は、「基本料金」プラス「電力量料金」プラス「再生可能エネルギー発電促進賦課金」。電力量料金の計算方法は、「電力量料金単価」かける「ご使用量」、プラスマイナス「燃料費調整額」。燃料費調整額の計算方法は、「燃料費調整単価」かける「ご使用量」。再生可能エネルギー発電促進賦課金の計算方法は、「再生可能エネルギー発電促進賦課金単価」かける「ご使用量」。

電気料金への反映イメージ

電気料金への反映イメージの画像
平均燃料価格の算定期間 燃料費調整が反映される電気料金
1月から3月 6月分の電気料金
2月から4月 7月分の電気料金
3月から5月 8月分の電気料金
4月から6月 9月分の電気料金
5月から7月 10月分の電気料金
6月から8月 11月分の電気料金
7月から9月 12月分の電気料金
8月から10月 翌年の1月分の電気料金
9月から11月 翌年の2月分の電気料金
10月から12月 翌年の3月分の電気料金
11月から翌年の1月 翌年の4月分の電気料金
12月から翌年の2月 翌年の5月分の電気料金

燃料費調整の方法

燃料費調整単価の算定方法

燃料費調整単価は、以下のとおり算定いたします。
なお、燃料費調整単価が負の値となる場合は、燃料費調整単価の絶対値×1月の使用電力量により算定される燃料費調整額を電力量料金から差し引くものとし、燃料費調整単価が正の値となる場合は、燃料費調整単価の絶対値×1月の使用電力量により算定される燃料費調整額を電力量料金に加えるものといたします。

【計算式】「燃料費調整単価」は、「(a)平均燃料価格」マイナス 基準燃焼価格「42,000/kl円」、かける「ぶんすう(b)基準単価ぶんぼ1,000ぶんすうおわり」プラス 卸市場単価

[a]平均燃料価格

LNG・石炭それぞれの3ヶ月の貿易統計価格(実績)をもとに計算いたします。

[b]基準単価

平均燃料価格が1,000円/kl変動した場合の燃料費調整単価です。

高圧の場合 0.196円/kWh
特別高圧の場合 0.193円/kWh
【計算式】「卸市場単価」は、「[c]平均市場価格」マイナス「基準市場価格(19円37銭)」かける「(d)卸市場率」

[c]平均市場価格

3ヶ月の一般社団法人日本卸電力取引所の6時~18時の中部エリアの平均価格をもとに計算いたします。

[d]卸市場率

電源調達におけるFIT制度に基づく買取による調達比率(9%)に損失率と消費税率を加味した値といたします。

高圧の場合 10.3%
特別高圧の場合 10.1%

激変緩和措置による負担軽減額を差し引いた燃料費調整単価

2023年2月分から2024年6月分(2023年1月使用分から2024年5月使用分)の電気料金の燃料費調整単価について、激変緩和措置による負担軽減額を燃料費調整単価から差し引きます。低圧および高圧のお客さまは1キロワット時につき、燃料費調整単価より、激変緩和措置による負担軽減額をそれぞれ差し引きます。

(注)契約電力が原則として500kW以上の高圧のお客さまは、2023年2月使用分から2024年6月使用分となります。

ご参考

燃料費調整制度
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