定例記者会見(2005年) 7月度 川口社長 定例記者会見

平成17年7月27日
中部電力株式会社

本日、私からは
・今夏の電力需給
・スーパー銭湯事業の実施
・こども環境サミット2005
の3点について、お話しいたします。

(今夏の電力需給)

  • ○ 最初に「今夏の電力需給」についてお話しいたします。
  • ○ このところ、わが国の景気は、好調な企業活動の影響が個人消費にも波及してきており、踊り場を抜け出しつつあると見られております。
  • ○ しかしながら一方で、中国などの旺盛な需要や産油国の生産余力などに起因した原油価格の高騰がわが国経済にどのような影響を与えるか懸念されており、当社としても十分注視していく必要があります。
  • ○ 中部地域につきましては、生産や雇用関連の指標値が全国よりも高い水準で推移しており、経済活動は「改善が続いている」と言われております。
  • ○ こうした景気動向は電力販売面にも表れており、当社の産業用大口電力の対前年増加率は19カ月連続のプラスとなりました。
  • ○ また、販売電力量全体につきましても、おかげさまで、第1四半期の実績は対前年比プラスの1.8%となりました。
  • ○ 一方、電力供給面におきましては浜岡5号機の運転開始もあり、十分な供給力を確保しております。
  • ○ 今年の梅雨の前半は雨が少なく、水不足が心配されましたが、6月下旬から梅雨空がもどり、各地のダム水位もほぼ回復しております。
  • ○ この地方は、平年より2日早い7月18日に梅雨が明け、本格的な夏を迎えておりますが、梅雨明け後の暑い日が続いた7月22日に、この夏の最大電力である2,594万キロワットを記録いたしました。
  • ○ 今後、厳しい暑さが続くと思われますが、お客さまには安定して電気をお届けできるよう万全の体制を敷いております。
  • ○ 半袖のシャツなど、「クールビズ」関連商品の売れ行きが好調などと報じられておりますが、本格的な夏を迎え、販売電力量が増加するとともに、個人消費の拡大で景気回復に弾みがつけば、と考えております。

(スーパー銭湯事業の実施)

  • ○ 次に「スーパー銭湯事業の実施」についてお話しいたします。
  • ○ 「資料」をご覧ください。
  • ○ 当社とグループ会社の永楽開発は、このたび岡崎市内に当社が所有する独身寮跡地(岡崎市戸崎新町)におきまして、露天風呂、レストランを備えた複合的な銭湯、いわゆるスーパー銭湯を開設することといたしました。
  • ○ 当社は、これまでもコア事業であるエネルギー事業の競争力、収益力を強化し、ブランド価値を向上させるために、「環境・暮らしサポート事業」や「IT事業」に取り組んでまいりました。
  • ○ このたびの事業は、この中の「環境・暮らしサポート事業」の一環として行うものであります。
  • ○ 当社は、独身寮や営業所を廃止した跡地につきまして、資産の有効活用の観点から、オール電化賃貸住宅の建設やファミリーレストラン、コンビニエンスストアへの賃貸などを進めてまいりました。
  • ○ 今回は、立地条件、周辺環境、地域貢献とオール電化PRへの期待などを総合的に勘案して、「都市型の湯治場」をコンセプトとしたスーパー銭湯事業を行うものであります。
  • ○ 銭湯のお湯は空気の熱でお湯を沸かす電気式ヒートポンプ「エコキュート」をベースとし、厨房もオール電化により安全でクリーン、環境にも優しい施設といたします。
  • ○ 本施設の外観は、地域の歴史・文化を尊重して、城下町のイメージに調和するものといたします。
  • ○ 内部の施設は、内風呂の他に露天風呂を充実させ、レストラン、野菜市場を併設することで、地域の皆さまに親しみを持ってご利用いただきたいと考えております。
  • ○ 事業運営は永楽開発が新会社を設立して行い、来年4月の開業を予定しております。
  • ○ また、スーパー銭湯の開設に併せて、銭湯の隣接地にオール電化PR施設を新たに建設することとしております。
  • ○ スーパー銭湯にお越しのお客さまには、このオール電化PR施設にもお立ち寄りいただき、オール電化がお届けする快適な生活をご体験いただきたいと考えております。

(こども環境サミット2005)

  • ○ 最後に、昨日から7月29日までの4日間、万博会場などで行われる「こども環境サミット2005」についてお話しいたします。
  • ○ 「こども環境サミット2005」は、UNEP(国連環境計画)などが主催する国際的なイベントで、今回アジアで初めて開催されます。
  • ○ 世界65カ国約540名のこどもたちがこの愛知県に集い、環境について学習、意見交換などを行い、その成果として、こどもたち自らが世界に向けて「環境宣言」を発信するものであります。
  • ○ 私は、サミット実行委員会の会長を務めており、当社としてもサミット成功に向け、積極的に参加、協力しているところであります。
  • ○ また、サミット終了後の7月30日、31日の2日間、当社独自の「森への招待状」活動として、こどもたちを岐阜県郡上市に当社が所有しております内ヶ谷山林に招き、豊かな自然と触れ合う体験をしていただきます。
  • ○ 「森への招待状」活動は、自然との共生について感じていただくことをコンセプトに、森林作業、山仕事、自然観察などを体験していただく、今年度から実施している当社の環境活動のひとつであります。
  • ○ 皆さまにはぜひ、こどもたちの様子をご取材いただきますようお願い申し上げます。
  • ○ 私は、自然環境と限りあるエネルギー資源を次世代のこどもたちに残すことが私たちの責任であると考えております。
  • ○ 先頃、発表した当社の「地球環境年報2005」の表紙は私の思いで「こどもたち」と「緑の地球」という図柄にいたしました。
  • ○ また当社は、「出前教室」として社員が小学校や中学校に出向き、環境やエネルギーをテーマとした授業を行っております。
  • ○ 引き続き、こどもたちが環境やエネルギー、地球の将来を考えることにつながるイベントを積極的に開催するとともに、 事業活動を通じて地球環境保全に努力してまいります。
  • ○ 私からは以上であります。

以上