プレスリリース バックナンバー(2000年)

電力業界初 調達サプライ・チェーン・マネジメント(SCM)の導入 ~資材調達における新たなコスト削減への取り組み~

平成12年9月19日
中部電力株式会社

 当社は、資材調達におけるコスト削減への新たな試みとして、調達サプライ・チェーン・マネジメント(調達SCM)を導入することといたしました。

 SCMとは、メーカーから卸・小売り、消費者に至る資材調達、製品生産、物流、販売までの一連の活動(サプライ・チェーン)を対象とし、コスト削減や顧客満足度増大を妨げる制約条件を見つけ出し、業務内容を再構築するための「経営管理手法」です。  米国の電力会社においては、規制緩和・自由化の進展に伴い、90年代中頃から導入され、コスト削減やキャッシュフローの改善において大きな成果を上げております。

 この度、当社が導入するSCMは米国の事例を参考にしており、部品メーカー、資機材メーカーから当社の資材部門、技術部門に至る資機材の調達プロセスを対象に、総調達コスト削減を目指す「調達SCM」であるという特徴があります。
 具体的には、チェーン全体を分析・再点検し、仕様・工法、発注方法、物流体制および在庫の見直し等により大幅なコストダウンを目指していきます。
 なお、これは日本の電力業界では初めての試みとなります。

 現在は、資材部門を中心に調達プロセス上の制約条件や課題の洗い出し・検討を行っており、平成13年1月には当社の技術部門ならびに資機材メーカー等も含んだ「組織横断チーム」を編成し、改善策を策定、調達プロセスを再構築していく予定です。

 当社が導入する「調達SCM」の概要は次のとおりです。

【当社の「調達SCM」の概要】

 当社の資材部門では、これまでも資材調達における競争の拡大、VE提案の採用、海外調達の拡大を実施し、コスト削減に努めてまいりましたが、今回の「調達SCM」の導入は、これまでの調達手法、調達プロセスの仕組みを根本から検証し、見直すことにより、一層のコスト削減を目指すものです。
※VE:Value Engineering 技術提案募集=建設会社や資機材メーカーから、
    コストダウンに関する技術提案を提出していただく方式

以  上