プレスリリース バックナンバー(2002年)

配電業務における新システムの開発・導入について ~全国初の画期的システムにより、CS向上・業務効率化・コストダウンを実現~

平成14年3月27日
中部電力株式会社

 当社は、電柱などに施設された電線からお客さま宅へ電気をお届けする配電業務において、「配電業務総合支援システム(情報系)」および「次期配電線自動化システム(制御系)」という2つのシステムを同時に開発いたしました。
 四日市営業所(住所:四日市市北条町3-15 所長:佐藤正一)にて、運用を開始いたしましたので、お知らせいたします。今後、当社エリア内の営業所へ順次導入していく予定です。

 この2つのシステムの導入により、故障による停電時間の最小化などのお客さまサービス向上を図ります。また、来年1月からは、電柱の新規設置に伴う設計から日々の管理に至るまでの業務を大幅に効率化できる予定です。

 さらに、この2つの情報系システムと制御系システムを機能的に連携させることで、システム全体のスリム化が可能なため、導入費用を大幅にコストダウンできる見込みであります。
 従来は、データベースを担う情報系システムと指令を行う制御系システムの両方で、配電線や開閉器などの設備・系統データを二重に管理していました。
 今回の開発によって、設備・系統データは情報系システムにて一元管理となり、制御系システムにより指令を行う場合に必要な系統データ(電気の流れ道など)は、その都度情報系システムから入手する仕組みとなります。
 このように、情報系・制御系の両システムが連携しリアルタイム処理する今回のシステムモデルは、全国で初の試みとなります。

両システムの概要

配電業務総合支援システム(情報系)とは・・・
 電柱・電線の位置、変圧器の容量など設備管理のデータベースを保有する。電子地図上で、電柱配置図、系統図を確認できる。配電線自動化システムと連携しており、停電が発生した場合には、停電範囲をできるだけ小さくするための開閉器操作手順を作成する。

配電線自動化システム(制御系)とは・・
 カラスなどの接触による故障停電が発生した場合に、その故障発生区域を特定し、それ以外の安全な区域へは、電柱上にある開閉器の遠隔操作によって電気を送る制御システム。
 従来、遠隔操作は各営業所の操作者が手動で行っていたが、今回の開発により自動化される。

以  上


別 紙

○システムのイメージ

○今後の導入計画


  主な機能 運用開始
14/3 15/1
配電業務総合
支援システム
計画 総合系統図の作成  
設計 設計図作成から関連帳票発行までの一貫処理  
保守 開閉器操作手順の作成  
停電区域・町名表示  
配電線自動化
システム
監視・制御 配変,配電線の自動監視,制御  
代行運転 休日,夜間閉店営業所の代行監視・制御  
広域連係 営業所境に関係なくまたがり配電線を監視・制御  

○システムの外観・画面