プレスリリース バックナンバー(2002年)

浜岡原子力発電所1号機 余熱除去系配管破断に関する再発防止対策について

平成14年5月23日
中部電力株式会社

 平成14年5月13日付原子力安全・保安院の指示「中部電力株式会社浜岡原子力発電所第1号機の余熱除去系配管破断に関する再発防止対策について」に基づき検討した結果をとりまとめ、本日、報告いたしましたのでお知らせいたします。

 検討の結果、以下の箇所は、水素が滞留する可能性はあるものの排出操作を行うことができ、水素の急速な燃焼が起こるとは考えられませんが、水素を蓄積させない対策を確実に実施するため、設備変更を行うことといたしました。

(1)1号機グランド蒸気調整器入口配管(1箇所)
   非凝縮性ガスを排出する配管(ベント配管)を設置する。
(2)4号機湿分分離加熱器第1段、第2段加熱器スカベンジング配管
                           (8箇所)

   上り勾配となる箇所をなくすため、配管の経路を変更する。

2,3号機については該当する箇所はありません。

 本設備変更は、1号機については現在実施している第19回定期点検中に、4号機については次回第7回定期点検時に実施いたします。

以  上


参考資料1

グランド蒸気調整器入口配管

 グランド蒸気調整器は、タービン軸から主蒸気の漏れを防ぐためのシール蒸気の圧力を一定に保つための装置。今回対策を実施する入口配管は、原子炉の起動・停止時に主蒸気を供給するための配管。

(1)1号機 グランド蒸気調整器入口配管の場所

(2)1号機 グランド蒸気調整器入口配管へのベント配管設置の概要


参考資料2

湿分分離加熱器第1、2段加熱器スカベンジング配管

 湿分分離加熱器は、高圧タービンから出た蒸気を低圧タービンに送る前に湿分を除去したうえで加熱する装置。(加熱は2段階で行う)今回対策を実施するスカベンジング配管は、原子炉の起動・停止時に湿分分離加熱器の排気を行う配管。

(1)4号機 湿分分離加熱器第1、2段加熱器スカベンジング配管の場所

(2)4号機 湿分分離加熱器第1、2段加熱器スカベンジング配管の経路変更の概要

以  上