プレスリリース バックナンバー(2002年)

インドネシアにおけるボイラ・タービン効率向上モデル事業の終了について

平成14年7月11日
中部電力株式会社
財団法人国際環境技術移転研究センター

 中部電力株式会社と財団法人国際環境技術移転研究センター(ICETT)は、平成11年9月より新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から「ボイラ・タービン効率向上モデル事業」を受託し実施してまいりました。この度6月30日をもって同事業が終了しましたのでお知らせいたします。

 同プロジェクトは、インドネシア・ジャワ・バリ発電会社(PJB)のムアラカラン火力発電所5号機を対象とし我が国の省エネルギー設備を導入することにより同機の省エネルギーを図るとともに、当該省エネルギー技術の有効性を実証しインドネシア国内においてその普及を図ることを目的としておりました。

 平成11年9月に現地調査を開始し、設備の設計・製作、設備のインドネシアへの輸送、インドネシアの技術者を対象とする日本における技術研修、据付、性能試験、実証運転、インドネシアにおける技術普及セミナーを中部電力株式会社、ICETT、PJBがそれぞれの分担に基づき実施しました。

 実施した設備改造により発電設備全体の熱効率が目標としていた1%向上(相対値)を大きく上回り2.4%(30.55%→31.27%:31.27/30.55=1.024)向上しました。これを基に2001年の実績値を用いて試算すると、発電用燃料である重油約2,200トン/年、天然ガス約3,800トン/年(重油換算)、合計約6千トン/年(重油換算)の節約効果が得られることとなります。これはCO排出量を約1万5千トン/年抑制したことに相当します。

 今後は、この取り組みから得られた貴重な経験を活かし、「京都メカニズム」における共同実施やクリーン開発メカニズムなどを念頭に置いて、省エネプロジェクトの実施を検討していきたいと考えております。


以  上