プレスリリース バックナンバー(2002年)

豪州アデレードにおける共同植林事業の実施について

平成14年9月5日
三菱製紙株式会社
北越製紙株式会社
イ オ ン株式会社
中部電力株式会社
東京ガス株式会社
日本郵船株式会社
三菱商事株式会社

 このたび、私どもは、明日9月6日(金)、豪州アデレードにおける共同植林事業を実施するための合弁契約書を締結することといたしましたので、お知らせいたします。

 この共同植林事業は、豪州サウスオーストラリア州アデレード地区において、2003年以降豪州原産の樹種であるユーカリを毎年1,000ヘクタールずつ「牧草地」に植林し、10年間で総植林面積を10,000ヘクタールとすることを目標としております。植林後11年目以降、毎年1,000ヘクタールずつ伐採を行い、現地で製紙原料用のチップに加工し、出資会社である三菱製紙(株)と北越製紙(株)へ全量を販売する計画です。植林木の伐採後は、再植林をするという方法で、持続的な森林経営を進めてまいります。

 本事業の推進のため、現地に「アデレード・ブルー・ガム社(本社:アデレード近郊ヴィクターハーバー市)」を新たに設立し、この会社が事業運営を行います。新会社の社長は、最大出資者である三菱製紙から派遣いたします。

 昨今、植林事業による「製紙原料の安定的・持続的確保」や「二酸化炭素の吸収固定作用に基づいた温室効果ガス削減効果」に注目し、多くの企業が植林事業に賛同し、参画しておりますが、本事業は、日本企業による合弁植林事業としては、参画する企業数および業種の広がりにおいて最大級となります。

 私どもといたしましては、本事業を通じ、サウスオーストラリア州政府の協力を得て、森林資源の保全や植林による塩害の予防といった地域環境の保全や、地域経済振興にも貢献してまいる所存です。

以上

<参考資料 >

豪州アデレード共同植林事業 概要

1.事業目的


  1. (1) 植林による、製紙用原料の確保および事業収益の獲得
  2. (2) 森林資源の保全、現地の地域環境保全及び経済振興

2.事業概要

計10,000ヘクタールのユーカリ植林を行う(年間植付面積1,000ヘクタール×10年間)。植林後10年で原木を伐採し、木材チップへ加工し三菱製紙、北越製紙向に販売。

3.植林地域

豪州サウスオーストラリア州アデレード東部Mt. Lofty Ranges地区(アデレード港より90キロメートル圏内)

4.事業会社

   アデレードブルーガム
 Adelaide Blue Gum Pty Ltd(略称ABL)

5.参画企業および出資比率


参画企業 出資比率
三菱製紙 35%
北越製紙 15%
イ オ ン 10%
中部電力 10%
東京ガス 10%
日本郵船 10%
三菱商事 10%
合  計 100%

6.総事業費

約70百万豪ドル(約49億円)

7.事業期間

約50年(4期伐採ローテーション)

8.今後の予定

2002年9月   新会社設立
2003年6月頃  植林開始

以上