プレスリリース バックナンバー(2002年)

碧南火力発電所5号機の営業運転開始について

平成14年11月6日
中部電力株式会社

 当社の碧南火力発電所5号機は、平成10年8月から建設工事を進めてまいりましたが、本日14時30分に営業運転を開始いたしましたのでお知らせいたします。

 碧南火力発電所1~5号機の合計出力は410万kWになり、国内では最大、世界では最大級の石炭火力発電所になります。

 今回の碧南火力発電所5号機の営業運転開始により、当社の総発電設備容量は、33,232,470kWになりました。

 当社では、将来にわたって電力を安定して経済的にお届けできるよう、今後とも、火力・水力・原子力をバランスよく組み合わせた電源の開発を進めてまいりたいと考えております。

 なお、5号機の営業運転開始に先立ち11月3日に、同発電所敷地内に「へきなんたんトピア ヒ一リングガ一デン」をオ一プン、「へきなんたんトピア 電力館」もリニュ一アルオープンいたしました。
 来年4月には「エコパ一ク」のオ一プンを予定しており、これからも地域の皆さまに信頼され親しんでいただける発電所づくりに努めてまいります。

1 碧南火力発電所の概要

(1) 所在地 愛知県碧南市港南町二丁目8番2
(2) 所  長 大原 久宜
(3) 出  力
1号機 70万 kW (平成 3年10月運転開始)
2号機 70万 kW (平成 4年 6月運転開始)
3号機 70万 kW (平成 5年 4月運転開始)
4号機  100万 kW (平成13年11月運転開始)
5号機  100万 kW (平成14年11月運転開始)
(4) 燃  料 石 炭
(5) 総工事費  4・5号機 約3,700 億円

2 特 徴

(1)環境保全対策

 4,5号機の建設にあたり、高性能の排煙処理設備を導入すると共に、既設1~3号機についても性能向上対策を行うことにより、1~5号機所内全体の窒素酸化物、硫黄酸化物、ばいじんそれぞれの総排出量を、既設1~3号機営業開始時点のレベルに抑える対策を行っています。

(2)コストダウンおよび工法の合理化

 4,5号機の建設では、設備の調達で提案型競争入札を導入すると共に機器据付にあたり大型ブロック化工法等を採用し、コストダウンおよび品質の確保に努めました。

(3)石炭専焼の超臨界圧100万kW発電設備の採用

 一軸型タービン発電機*(3600回転/分)としては、世界初の100万kWを採用する等、最新技術を駆使した高効率(42%以上)かつ信頼性の高い設備です。
*一軸型タービン発電機・・・ 高圧,中圧,低圧タービンおよび発電機を直列に連結し1つの軸で構成したもの。

(4)高度な自動化

 発電設備の制御・監視は、ユニット起動から停止までを中央制御室から少人数で運転できる設備としています。
 構成は、集中監視・制御および信頼性を考慮し、ユニット全体管理および監視を行うユニット計算機と、設備ごとに制御装置を設置した機能分散システムを採用しています。

3 当社の発電設備容量と構成比率

  碧南火力5号機運転開始前 碧南火力5号機運転開始後
発電設備容量
(kW)
構成比率
(%)
発電設備容量
(kW)
構成比率
(%)

石 油 7,121,720 22 7,121,720 21
LNG 13,179,000 41 13,179,000 40
石 炭 3,100,000 10 4,100,000 12
小 計 23,400,720 73 24,400,720 73
原子力 3,617,000 11 3,617,000 11
水 力 5,214,750 16 5,214,750 16
合 計 32,232,470 100 33,232,470 100

4  建設の主要経緯

・平成 9年 7月30日   第135回電源開発調整審議会で国の電源開発基本計画に組入れ
・平成10年 8月 7日   5号機着工
・平成14年11月 6日   5号機営業運転開始

以上