プレスリリース バックナンバー(2002年)

浜岡原子力発電所 自主点検作業の適切性確保に関する調査報告(中間報告)について

平成14年11月15日
中部電力株式会社

 当社は、平成14年9月3日に「浜岡原子力発電所の自主点検に係る評価・検討委員会」を設置し、原子力安全・保安院に提出した「浜岡原子力発電所 自主点検作業の適切性確保に関する調査計画書」(9月20日制定、10月9日改訂)に基づき調査を進めてまいりました。
 併せて、原子力安全・保安院からの「東京電力株式会社福島第一原子力発電所1号機における格納容器漏えい率検査の偽装を踏まえた総点検追加指示について」(平成14・10・25原院第4号)を受け、原子炉格納容器漏えい率検査の点検記録の再確認も行いました。
 このたび、その中間的な調査結果をまとめましたので、お知らせいたします。
 なお、中間報告につきましては、本日、原子力安全・保安院に提出しております。

調査結果の概要

1  1~4号機の原子炉圧力容器及びその内部構造物並びに原子炉冷却材圧力バウンダリを構成する機器に関する調査

以下の項目について調査した結果、全て適切に実施されていることを確認しました。
  • ・過去3年間の自主点検作業136件 (報告書類約32,000ページに相当)
     (シュラウドの自主点検作業6件の点検記録およびビデオでの確認を含む。)

  • ・過去3年間の主要改造工事11件 (報告書類約900ページに相当)

  • ・過3年間の事故故障事例等に基づく水平展開に伴う点検作業16件
    (報告書類約3,700ページに相当)

  • ・過去10年間の1~4号機の再循環配管に係る点検・検査41件
      (報告書類約5,000ページに相当)

2  1~4号機の格納容器漏えい率検査に関する調査

 過去3年間の点検記録7件(報告書類約300ページに相当)を再確認した結果、全て適切に実施されていることを確認しました。

3  社内点検体制に関する調査

  • ・  品質保証に係る民間基準である「原子力発電所の品質保証指針((社)日本電気協会JEAG4101-2000)」に照らし、社内基準が適切に制定されていることを確認しました。
     (シュラウドの自主点検作業6件の点検記録およびビデオでの確認を含む。)

  • ・  自主点検作業実施状況に関するこれまでの調査では、書類に誤記、転記ミスがごく少数確認されました。
    これについては、最終報告までに整理し、対応策を含めお知らせいたします。

  • ・  浜岡1号機の取替済み再循環系配管に認められていたインディケーション(11月8日お知らせ済み)の健全性評価については、現有設備でなかったこと、健全性評価書類の保管期限が定められていなかったことから、当時の書類が保管されておりませんでした。
     これらの書類保管のルールについては、今後、技術継承および技術的知見の共有化の観点から、見直しを図ってまいります。

 今回は中間的な調査結果についてご報告いたしましたが、今後も引き続き「浜岡原子力発電所 自主点検作業の適切性確保に関する調査計画書」に基づき厳正な調査を行い、平成15年3月までに最終報告を行う予定です。

添付資料

浜岡原子力発電所自主点検作業の適切性確保に関する調査報告書(中間報告)概要

以上