プレスリリース バックナンバー(2002年)

浜岡原子力発電所2号機 調整運転について

平成14年12月18日
中部電力株式会社

 浜岡原子力発電所2号機(沸騰水型、出力84万kW)は、平成14年7月29日から第19回定期点検を実施しておりますが、本日、原子炉停止中に実施する国の検査の全てに合格し、12月20日にも原子炉を起動して調整運転を開始できる状況となりましたのでお知らせします。

 調整運転では、順次運転する機器や設備の状態を確認しつつ徐々に出力を上げ、定格出力において高圧注入系機能検査や原子炉隔離冷却系機能検査など原子炉で発生した蒸気を用いて運転する設備の検査を受けてまいります。
 また、長期停止後の起動であることから慎重を期すため、調整運転期間中、年明けにも原子炉を一旦停止して運転中には入ることのできない原子炉格納容器内や放射線量の高い区域の機器の点検を行います。
 これらの点検・検査が終了した後、最終検査となる蒸気タービン性能検査および総合負荷性能検査を受けることとしております。

 調整運転にあたっては、ささいな異常も見逃さないよう各設備の状態を確認しつつ、慎重に工程を進めてまいります。異常が発見された場合には必要に応じて修理を行います。また、修理の方法によっては、原子炉を停止する場合もあります。

 なお、調整運転の開始日時が決まりましたら、再度ご連絡します。

以上


(参考 1)

1 1,2号機の配管破断や漏えいへの対応

(1) 2号機余熱除去系低圧注入管第二隔離弁点検用水抜き配管の漏えい

漏えいのあった当該配管について対策工事を終了

(10月22日公表)

(2) 1号機余熱除去系蒸気凝縮系配管破断

  1. ア  配管、弁、支持構造物の点検と施工記録等の再確認を終了
  2. イ  水素蓄積の防止のため、蒸気凝縮系配管分岐部に仕切弁を設置

(4月24日公表)

(3) 1号機制御棒駆動機構ハウジング貫通部からの漏えい

  1. ア  全137体スタブチューブ下部溶接部の水中テレビカメラによる点検を終了
  2. イ  原子炉格納容器内の漏えい監視方法の改善を図るとともに、原子炉圧力容器下部に露点温度測定点を移設

(4月24日公表)

(4) 点検・保守の再確認

停止中に行う、点検・保守管理の再確認のための追加点検を終了

(12月11日公表)

2 地域の方々への説明等

(1) 全戸訪問の実施

浜岡町、御前崎町、相良町、小笠町、大東町の約29,000戸

(2) 全説明会の開催等

  1. ア  浜岡町はじめ周辺5町
       議会全員協議会、浜岡町町内会、各種団体 等における説明会
  2. イ  上記の他の県内各市町村
       訪問による個別説明
       ご要望のあった箇所での説明会

(3) その他

新聞広告、新聞への折り込み、テレビCM、ラジオCM 等

以上


2号機 定期点検工程