プレスリリース バックナンバー(2003年)

浜岡原子力発電所2号機営業運転再開について

平成15年1月22日
中部電力株式会社

 浜岡原子力発電所2号機(沸騰水型、出力84万kW)は、平成14年7月29日から第19回定期点検を開始し、各機器の点検作業等を行ってきました。

 その後、平成14年12月20日に原子炉を起動し、調整運転を行ってきましたが、本日14時5分、経済産業省による最終検査(総合負荷性能検査および蒸気タービン性能検査)に合格し、営業運転を再開いたしました。

以上

(参考1)浜岡原子力発電所2号機の状況について
(参考2)浜岡2号機 定期点検工程
(参考3)浜岡1、3、4号機の状況について 

(参考 1)

浜岡原子力発電所2号機の状況について

1 定期点検中の主な点検,工事

(1) 主な点検

ア. 原子炉本体
原子炉圧力容器の点検、炉内構造物の点検、燃料の点検
イ. 原子炉冷却系統設備
配管類、熱交換器、ポンプ、弁類の点検
ウ. 計測制御系統設備
各種計測装置の点検、校正
エ. 放射線管理設備
各種放射線管理用計測装置の点検、校正
オ. 原子炉格納施設
原子炉建屋、格納容器の気密試験
カ. 蒸気タービン
本体の開放点検、主要弁類の分解点検、補機類の点検
キ. その他
廃棄設備、燃料設備、非常用予備発電装置、電気設備等の点検

(2) 主な工事

  1. ア. 原子炉内の全燃料(560体)のうち36体を新燃料に取替えた。
    (取替燃料として従来の取替燃料に加えて、平均濃縮度を上げた9×9燃料(B型)を採用)
  2. イ. プロセス計算機本体及び周辺機器の取替えを行った。
  3. ウ. 電源(460V)を供給する配電盤(パワーセンタ)の取替えを行った。

2 1,2号機の配管破断や漏えいへの対応

(1) 2号機余熱除去系低圧注入管第二隔離弁点検用水抜き配管の漏えい

当該配管について対策工事を終了

(2) 1号機余熱除去系蒸気凝縮系配管破断

  1. ア. 配管、弁、支持構造物の点検と施工記録等の再確認を終了
  2. イ. 水素蓄積の防止のため、蒸気凝縮系配管分岐部に仕切弁を設置

(3) 1号機制御棒駆動機構ハウジング貫通部からの漏えい

  1. ア. 全137体スタブチューブ下部溶接部の水中テレビカメラによる点検を終了
  2. イ. 原子炉格納容器内の漏えい監視方法の改善を図るとともに、原子炉圧力容器下部に露点温度測定点を移設

(4) 点検・保守の再確認

1,2号機の配管破断や漏えいを踏まえて、点検・保守管理の再確認を実施

以上


(参考 2)

2号機 定期点検工程

2号機 定期点検工程

(参考 3)

浜岡1、3、4号機の状況について


  点検・検査の状況 主要工事等の状況
1号機

第19回定期検査中
(14年4月26日~なお、13年11月7日から配管破断により停止)
○定期検査として受検する73項目のうち、54項目終了
○原子炉圧力容器の復旧(蓋を閉める作業等)を終了(15年1月10日)
○停止中の検査・点検は、2月上旬までかかる見込み
○余熱除去系蒸気凝縮系の配管破断
 対策工事として当該配管の撤去完了(14年10月31日)
○制御棒駆動機構ハウジング部からの漏えい
 対策工事として当該部の取替完了(14年9月11日)
○再循環配管溶接部付近のキズの徴候
 調査状況について公表するとともに、国に報告
 現在、同様なキズの徴候が認められた他の電力会社とともに原因調査等実施中
3号機

自主点検のため停止中
(14年9月20日~)
○再循環配管溶接部付近のキズの徴候
 過去の定期点検において配管の内側にキズの徴候が認められ、念のため発電機を停止して詳細な調査を行い、その評価結果を国に報告
 現在、同様なキズの徴候が認められた他の電力会社とともに原因調査等実施中
4号機

第7回定期検査中
(14年9月4日~)
○定期検査として受検する70項目のうち、58項目終了
○原子炉格納容器の復旧(蓋を閉める作業等)を終了(15年1月18日)
○停止中の検査・点検は、1月下旬までかかる見込み
○蒸気乾燥器ドレンチャンネル溶接部付近のひび割れ
 原因調査及び対策完了(14年12月9日)
○シュラウド下部リング溶接部付近のひび割れ
 詳細調査や健全性評価を行い、ひび割れは十分な強度上の余裕をもって停留することを確認し、国に報告
○再循環配管溶接部付近にキズの徴候
 調査状況について公表するとともに、国に報告
 現在、同様なキズの徴候が認められた他の電力会社とともに原因調査等実施中