プレスリリース バックナンバー(2004年)

使用済燃料の輸送終了について

平成16年5月24日
中部電力株式会社

 当社は、浜岡原子力発電所から、核燃料サイクル開発機構 東海事業所再処理センターへの使用済燃料の輸送について、本日、下記のとおり終了いたしましたので、お知らせいたします。

1  輸送行程

  1. (1) 浜岡原子力発電所から御前崎港当社専用岸壁への陸上輸送        5月18日(火)
  2. (2) 御前崎港当社専用岸壁からの輸送船の離岸                  5月18日(火)
  3. (3) 日本原子力発電(株)東海発電所物揚げ施設への輸送船の接岸      5月24日(月)
  4. (4) 日本原子力発電(株)東海発電所物揚げ施設から
     核燃料サイクル開発機構東海事業所再処理センターへの陸上輸送    5月24日(月)

2  輸送船名

日の浦丸

3  輸送数量

浜岡原子力発電所3号機使用済燃料 34体 約6トンU
(輸送容器の型式及び基数:HZ-75T-A型 2基)

以上


(解 説)

使用済燃料輸送の概要

 当社は、核燃料サイクル開発機構との再処理役務契約に基づき、使用済燃料を核燃料サイクル開発機構 東海事業所再処理センターへ輸送しました。
 今回の輸送を含め東海事業所再処理センターへの使用済燃料輸送は16回となります。
 なお、今回の輸送をもって、核燃料サイクル開発機構との再処理役務契約に基づく全数量の搬出が終了しました。

今回輸送した使用済燃料

 今回の輸送で搬出した34体の使用済燃料は浜岡3号機で昭和61年12月~平成3年4月に使用したもので、燃料のタイプは「新型8×8燃料」です。

使用済燃料の輸送実績

 浜岡原子力発電所からの使用済燃料輸送は、昭和55年3月に旧動燃 東海再処理工場へ輸送して以来、今回を含め合計で58回実施いたしました。使用済燃料を輸送した施設別の詳細は下表のとおりです。


施設名 1号機 2号機 3号機 4号機 合計(注)
回数 体数 回数 体数 回数 体数 回数 体数 回数 体数
JNC・東海 10 341 5 170 1 34 16 545
JNFL・六ヶ所 2 254 1 160 3 414
イギリス 9 588 5 294 14 882
フランス 8 595 19 1,496 27 2,091
合 計 27 1,524 29 1,960 3 288 1 160 60(58) 3,932
(注) 合計数には、イギリスへの1・2号機同時輸送と、1号機でイギリス・フランス同時輸送があるため、浜岡原子力発電所からの輸送回数は58回(カッコ内)となります。

今回の輸送に使用した輸送容器の概要


型  式 輸送物の総重量
(内、輸送容器重量)
全  長 外  径 燃料収納体数
HZ-75T-A型 82トン以下
(74トン以下)
約5.9m 約2.3m 17体

 輸送容器は、9mの高さから落下、800℃の環境下に30分間放置する等の厳しい条件下においても問題がないように設計されています。
 HZ-75T-A型輸送容器の所有者は(株)オー・シー・エルです。

今回の輸送に使用した輸送船の概要


船 名 全  長 全  幅 載貨重量 積載輸送容器数
日の浦丸 約78.3m 約12.2m 約1,240トン 最大4基

 輸送船「日の浦丸」の所有者は日本海運(株)です。

使用済燃料プール内の使用済燃料貯蔵体数

平成16年3月31日現在

号 機 設備容量(体) 原子炉内に装荷する
燃料の数(体)
最大貯蔵
可能量(体)
貯蔵量(体)
1号機 740 368 372 356
2号機 1,820 560 1,260 934
3号機 3,134 764 2,370 2,158
4号機 3,120 764 2,356 1,275

 上表の使用済燃料貯蔵量には今回の輸送で搬出した使用済燃料体数(3号機34体)を含んでいます。

今後の輸送計画

 平成16年度の使用済燃料輸送については、本年5月19日にお知らせしたとおり、日本原燃(株)六ヶ所再処理施設への輸送を2回計画しています。

以上