プレスリリース バックナンバー(2005年)

浜岡原子力発電所3号機の営業運転再開について

平成17年6月22日
中部電力株式会社

 浜岡原子力発電所3号機(沸騰水型、定格電気出力110万キロワット)は、平成17年1月14日から第13回定期検査を開始し、各機器の点検作業等を行ってきました。

  その後、平成17年5月25日に原子炉を起動し、調整運転の中で原子炉で発生した蒸気を用い設備の点検や検査を行ってきました。
  本日(6月22日)午後6時00分、経済産業省による最終検査(総合負荷性能検査)が終了し、営業運転を再開いたしましたのでお知らせします。


以上


(ご参考)

浜岡原子力発電所3号機定期検査中の主な点検、工事

(1) 主な点検

ア. 原子炉本体
原子炉圧力容器、炉内構造物および燃料の点検
イ. 原子炉冷却系統設備
配管類、熱交換器、ポンプおよび弁類の点検
ウ. 計測制御系統設備
各種計測装置の点検、校正
エ. 放射線管理設備
各種放射線管理用計測装置の点検、校正
オ. 原子炉格納施設
原子炉建屋および原子炉格納容器の気密試験
カ. 蒸気タービン
本体の開放点検、主要弁類の分解点検、補機類の点検
キ. その他
廃棄設備、燃料設備、非常用予備発電装置、電気設備等の点検

(2) 主な作業

  1. ア. 原子炉内の全燃料764体のうち176体を新燃料に取り替えました。
  2. イ. タイロッド工法(※1)による炉心シュラウドの補修工事を実施しました。
  3. ウ. 原子炉圧力容器底部のレーザーピーニング工事(※2)を実施しました。

(3) その他

  1. ア. 炉心シュラウドやシュラウドサポートの溶接線の点検を行い、ひび割れの認められた箇所について健全性評価を実施し、安全上問題ないことを確認しました。
  2. イ. 原子炉再循環系配管等の溶接線の点検を行い、異常のないことを確認しました。

※1  タイロッドと呼ばれる長尺の支柱を用いて、炉心シュラウドを上下方向に挟み込み締め付ける工法。この工法を採用することで、炉心シュラウドおよびシュラウドサポートリングの周方向溶接線にひび割れがある場合においても、炉心シュラウドの構造健全性を確保できます。
※2 レーザー光により材料表面に衝撃を加え、応力腐食割れの発生要因の一つである応力を緩和させる工事。


以上