プレスリリース バックナンバー(2005年)

南股(みなみまた)えん堤ゲートからの放流事象の原因について

平成17年11月24日
中部電力株式会社

 平成17年10月24日、姫川水系南股川に位置する当社 南股えん堤(長野県北安曇郡白馬村)において、排砂ゲート(土砂を排出するゲート、横幅4.85m)が自動的に約0.6m開き(13時12分から約3分間)、推定約300m3の水が放流する事象が発生しました(長野市にて、平成17年10月24日お知らせ済み)。

 この事象の原因等について、学識経験者の意見を伺いながら調査をすすめてまいりましたが原因を特定し、本日、経済産業省中部近畿産業保安監督部長および国土交通省北陸地方整備局長に対して報告を行いましたので、その概要をお知らせいたします。

 なお、南股発電所については具体的な対策を講じるまで停止を継続します。

1 原因について

 排砂ゲートの開閉については、えん堤に設置された水位計の水位データにより、設定されたゲート開き幅になるよう自動制御を行っている。
 水位データは電気信号に変換され、ゲートの制御リレー部に伝送される仕組になっているが、水位データの電気信号とは異なる電流が発生し、その信号を制御リレー部が検知して排砂ゲートの「開」操作が行われた。
 また、異常信号が発生しているのは、平成15年12月の簡易カメラ用信号分配器を増設した時期以降であることから、機器増設が異常電流の発生に起因していると判断した。



2 今後の対応について

 排砂ゲートの自動制御装置を来春まで稼働させ、上記異常現象の再現を確認し、対策を検討する。

 なお、異常現象が再現した場合であっても、発電の停止を継続して取水した流水をえん堤直下へ放流していること、および、姫川第二ダム管理所からの遠隔操作によって排砂ゲートを速やかに閉じることが可能であることから、増水の影響は無い。



別紙「南股えん堤ゲートからの放流事象に関する原因について

以上