プレスリリース バックナンバー(2006年)

川浦水力発電所および武豊火力発電所5号機計画の中止について

平成18年2月2日
中部電力株式会社

 当社は、川浦水力発電所および武豊火力発電所5号機計画を中止することとし、本日、地元市町をはじめ関係各所に申し入れを行いました。

 両発電所は、平成20年代後半から30年代の電力需要に対して電力の安定供給を図るため必要な発電所として、これまで計画を進めてまいりました。

 近年、電力需要、特に最大電力の伸び悩みが顕著となっております。今後につきましても、産業用を中心とした生産設備の合理化の進展や省エネルギー対策が進むことなどにより、電力需要の伸びは低位な水準が継続すると予想されます。
 また、当社を取り巻く経営環境は、業種・業態の垣根を越えた需要の争奪戦激化や最近の原油価格の高騰など厳しさを増していくことが予想されるため、一層の効率化により強靱な企業体質を構築していく必要が生じております。

 このような状況を踏まえ、このたび、川浦水力発電所および武豊火力発電所5号機の計画を中止するとの結論に至りました。

 計画の表明以来、ご理解、ご協力いただいておりました地元の皆さまをはじめ関係者の皆さまにはあらためて御礼申しあげますとともに、このたびの計画中止につきまして、ご理解賜りますようお願い申しあげます。

 なお、平成18年3月期決算において、川浦水力発電所については約335億円、武豊火力発電所5号機については約35億円を損失処理する予定であります。

以上


別紙1

川浦水力発電所計画の概要

○発電所計画


発電所所在地 岐阜県関市板取字川浦
発電方式 ダム水路式(揚水式)
最大出力 130万kW(32.5万kW×4台)
最大使用水量 270m3/秒
有効落差 578m
運転開始予定 平成33年度以降


○これまでの開発経緯の概要


平成6年 12月 開発申し入れ
平成7年 9月 旧板取村開発同意
平成7年 11月 第131回電源開発調整審議会承認(奥美濃第二)
(第133回電源開発調整審議会にて名称変更:奥美濃第二→川浦)
平成9年 9月 旧板取村建設同意
平成9年 12月 工事着工


以上


別紙2

武豊火力発電所5号機計画の概要

○発電所計画


発電所所在地 愛知県知多郡武豊町
発電方式 火力(重油)
最大出力 100万kW
運転開始予定 平成27年度以降


○これまでの開発経緯の概要


平成 8年 8月 開発申し入れ
平成 9年 2月 武豊町建設同意
平成 9年 7月 第135回電源開発調整審議会承認
平成11年 7月 工事着工


以上