プレスリリース バックナンバー(2006年)

浜岡原子力発電所5号機 低圧タービンの点検状況について(続報)

平成18年6月30日
中部電力株式会社

 浜岡原子力発電所5号機(改良型沸騰水型、定格電気出力138万キロワット)は、定格熱出力一定運転中のところ、平成18年6月15日午前8時39分、「タービン振動過大」の警報が発報し、タービンが停止するとともに、原子炉が自動停止しました。

(平成18年6月15日 公表済み)


 その後、6月19日より低圧タービンの車室の開放作業を行い、低圧タービン(B)の片側7段(2組)ある羽根車のうち、外側から3段目にある羽根車の羽根1本がタービン軸から脱落し、タービン下部に落下していることを確認しました。また、その周囲の羽根や部材の一部にも、擦り傷やへこみがあることを確認しました。

(平成18年6月23日 公表済み)


 これまでの点検の結果、低圧タービン(B)で脱落した羽根は、根元の取付け部(以下、「フォーク」という。)で折損しており、羽根とタービン軸とを固定するためのピンも一部切断していることを確認しました。
 また、羽根が脱落した段について、残りすべての羽根(139本)を取り外して目視で確認したところ、46本について、フォークの一部に折損またはひび割れを確認しました。

 さらに、あわせて点検する計画としていた同型の低圧タービン(A)および(C)に関しても点検を進めています。
 これまでに、低圧タービン(A)について、(B)で異常が確認された段と同じ段の羽根4本を点検し、これらの羽根にもフォークの一部に折損またはひび割れを確認しました。

 今後、さらに原因調査のための詳細な点検を実施してまいります。

以上

資料

浜岡5号機 低圧タービン点検状況

低圧タービンの構造(説明)


羽根の取付け部の構造(説明)


低圧タービン(B)の点検状況

◆脱落した羽根の状況

 脱落した羽根は、フォークの部分が折損しており、羽根とタービン軸とを固定するためのピンも一部切断していることを確認しました。


◆羽根が脱落した段の羽根の状況

 羽根が脱落した段について、残りすべての羽根(139本)を取り外して目視で確認したところ、46本について、フォークの一部に折損またはひび割れを確認しました。
 さらに非破壊検査を実施してひび割れ等の状況を詳細に点検していきます。


目視で確認した結果

フォークの折損 28本/139本
フォークのひび割れ 18本/139本

低圧タービン(A)の点検状況

 点検を進めている、低圧タービン(A)について、(B)で異常が確認された段と同じ段の羽根4本を点検し、これらの羽根にもフォークの一部に折損またはひび割れを確認しました。