プレスリリース バックナンバー(2007年)

浜岡原子力発電所4号機 湿分分離加熱器ドレンタンクの計装配管修理に伴う原子炉停止について

平成19年2月23日
中部電力株式会社

 浜岡原子力発電所4号機(定格電気出力113.7万キロワット)は、定格熱出力一定運転中のところ、平成19年2月8日に湿分分離加熱器(※1)ドレンタンク(B-2)(※2)の水位を計測する配管の排水配管から排水升に水が流入していることが確認されました。
 その後、排水配管に設置されている排水弁の増し締めを行いましたが、僅かに排水升への流入が継続していることから、監視カメラを設置し排水升への流入状況について監視強化を行うこととしました。
 本事象によるプラントの運転への影響はなく、安定運転を継続しています。

平成19年2月9日お知らせ済み


 現在のところ、流入状況に変化は見られず、原因は排水弁内部が水流によって浸食されたためと推定されます。
 現状は排水弁が閉止した状態でも水の流路ができている状態であり、これ以上の事象の改善が期待できないこと、また、今後流路が広がり、流入量が増加することが懸念されるため、予防保全の観点から、明日、原子炉を停止して当該部の修理を行います。

 修理は、漏えいを確実に止めるため、排水弁(※3)を撤去し排水配管に閉止蓋を溶接して取り付けます。
 なお、同様な構造となっている7箇所についても、現状問題はありませんが、念のため同様な措置を実施します。
 作業が順調に進めば、同日中に原子炉を再起動し、25日には発電を再開する予定です。
 本事象による外部への放射能の影響はありません。


※1 湿分分離加熱器は、プラント熱効率を高めるため、高圧タービンで排気され低圧タービンへ供給する蒸気について、蒸気中の湿分を除去し加熱するための機器です。
 4号機には2台設置されており、各湿分分離加熱器には第1段及び第2段の加熱器を有しています。

※2 湿分分離加熱器ドレンタンクは、湿分分離加熱器からの排水(加熱を終えた蒸気は冷えて水となる)を回収し復水器に戻すためのタンクです。

※3 排水弁は、運転中使用しないため、撤去しても問題はありません。

以上

浜岡4号機 系統概要図

PDF添付資料 「浜岡4号機 系統概要図(拡大版)」[PDF:84KB]