プレスリリース バックナンバー(2007年)

浜岡原子力発電所5号機 出力抑制措置の実施について

平成19年7月5日
中部電力株式会社

 浜岡原子力発電所5号機(改良型沸騰水型、定格電気出力126.7万キロワット)は約131万キロワット(原子炉熱出力約100%)で調整運転中のところ、平成19年7月5日午前8時58分、4系統ある原子炉平均出力モニタ(※1)のうち(B)系について動作不能の警報が発生しました。そのため同時刻に原子炉施設保安規定(※2)に定める運転上の制限(※3)からの逸脱を宣言するとともに、当該モニタの信号を除外(保安規定上当該モニタ1系統の信号除外を許容)し、運転上の制限内にいったん復帰しました。

 その後、原因調査を進める中で、当該モニタの信号除外により、除外が許容されていない「炉心流量急減」信号の1つも合わせて除外されていることが分かりました。このため、ふたたび運転上の制限(※3)からの逸脱を宣言するとともに、保安規定の要求に基づき、午後0時40分原子炉熱出力を75%未満(発電機出力約92万キロワット、原子炉熱出力約73%)まで抑制しました。

 現在、プラントは安定して運転を行っており、本事象による外部への放射能の影響はありません。

 今後、当該モニタを取り替え復旧させたのち、原子炉熱出力を定格値まで復旧させる予定です。また、原因については今後調査していきます。


 本事象は「浜岡原子力発電所の安全確保等に関する協定書」に基づく通報事項第13項「その他原子炉施設に関し、軽微な故障が発生したとき」に該当します。

(※1)原子炉平均出力モニタは4系統((A)~(D))あり、原子炉全体の平均的な出力を計測するものです。

(※2)原子炉施設保安規定は、原子炉等規制法第37条第1項に基づき、原子炉設置者が原子力発電所の安全運転を行う上で守るべき事項を定めたもので、国の認可を受けています。

(※3)原子炉施設保安規定では、4系統の原子炉平均出力モニタが動作可能であることを要求しています。ただし、点検等に伴い、1系統の信号の除外を許容しています。


以上


添付資料

「5号機出力降下」