プレスリリース バックナンバー(2007年)

高効率ヒートポンプ式温水床暖房システムの開発・販売について ~マイナス20℃でも省エネ性能に優れた温水床暖房システム~

平成19年7月24日
中部電力株式会社

 当社は、ダイキン工業株式会社殿(社長:岡野 幸義 住所:大阪市北区中崎西2-4-12)と共同で、業界最高のエネルギー効率を達成し、外気温度マイナス20℃の寒冷地においても運転が可能な高効率ヒートポンプ式温水床暖房システムを開発しました。

 本開発機は、既に販売されている床暖房専用機「ホッとエコフロア」の後継機種として、新たに2機種ラインナップし、本年11月16日からダイキン工業株式会社殿より発売されます。

 床暖房は、頭寒足熱の理想的な室内環境が得られることから、住宅において人気が高い一方で、リビングを中心に長時間使用されるため、ランニングコストの削減が求められています。また、ヒートポンプは空気から熱を取り込むため、寒冷地では、効率の低い電気ヒーターが補助熱源として使用されてきました。

 そこで、圧縮ロスを極力低減した新開発の圧縮機や高効率モーターを採用するとともに、水熱交換器の伝熱表面をディンプル(球状凹面)形状に加工して熱交換効率を向上させるなどで、業界最高効率を達成しました。さらに、圧縮機の出力を増大させ、外気温度が低い状態での加熱能力を確保することで、次世代省エネ基準に適合した住宅を対象に、長野県や岐阜県北部の寒冷地でもヒートポンプ単独での高効率な床暖房を可能にしました。

 本開発機により、省エネで低コストな床暖房が実現できるものとして、オール電化住宅の促進に向け、より一層有効な提案商品になるものと考えております。


1 本開発品の主な特長

(1)業界トップの省エネ性を実現!

 COP(※1)4.4という高効率なヒートポンプ運転により、ランニングコストがガス温水式床暖房の約2/3に低減(当社試験による)。

(2)寒冷地でも高効率床暖房を実現!

 外気温度マイナス20℃でもヒートポンプ単独での床暖房が可能。


(※1)COP:
暖房能力を消費電力で除した値。値が大きいほど省エネ性が高いことを示す。
(COP4.4は定格加熱能力5.0kW:1MU40JFV機種)

2 商品ラインナップ

商品名 定格加熱能力 希望小売価格(税込)
床暖房専用機「ホッとエコフロア」 5.0kW 425,250円
6.7kW 483,000円


以上

< 別紙 >

1 開発機の外観

2 開発機のシステムフローと高効率化技術

3 開発機(室外ユニットと床暖房ユニット)の仕様

機種名 1MU40JFV 1MU56JFV
最大適用畳数(※1) 16畳 22畳
定格加熱能力(※2) 5.0kW 6.7kW
定格消費電力(※2) 1.135kW 1.670kW
定格COP(※2) 4.40 4.01
最大ゾーン数 3ゾーン 4ゾーン
最低外気温度 -20℃
電源 単相 200V 50/60Hz 20A
外形寸法 高さ756×幅765×奥行285mm
質量 50kg 50kg
運転音 48dB 50dB
(※1)
外気温度条件-10℃迄で、住宅の断熱仕様が次世代基準の場合

(※2)
外気7/6℃[DB/WB] 戻り水温25℃、往き水温40℃以上、水道水利用


以上