プレスリリース バックナンバー(2007年)

浜岡原子力発電所1・2号共用排気筒における配管貫通部の腐食について

平成19年11月27日
中部電力株式会社

 定期点検中の浜岡1・2号機において、11月23日に、共用排気筒(※1)の塗装の点検を行っていたところ、排気筒モニタ(※2)サンプリング配管が排気筒を貫通する箇所(高さ:約90m)で、腐食による貫通(2箇所)を確認し修理を実施しました。


 本事象は排気筒に求められる機能を有していないことから、原子炉等規制法に基づく報告【実用炉規則第19条の十七第三号(※3)】に該当します。
 また、安全協定に基づく通報事項「原子炉の運転停止中において、原子炉の運転に支障を及ぼす恐れのある原子炉施設の故障があったとき」に該当します。


 今後、同様な腐食部位がないかの確認を行います。
 本事象による外部への放射能の影響はありません。


(※1)
排気筒は、原子力施設内の空気を大気中に放出するための円筒状の排気設備で、高さは約100mあります。放出される空気は排気筒モニタで、安全であることを確認しています。
(※2)
排気筒モニタは、排気筒から放出する空気中の放射性物質の濃度を連続して測定する装置です。
(※3)
原子炉設置者が、安全上重要な機器の点検を行った場合において当該安全上重要な機器等が発電用原子力設備に関する技術基準を定める省令(昭和40年通商産業省令第62号)第9条若しくは第9条の2に定める基準に適合していないと認められたとき又は原子炉施設の安全を確保するために必要な機能を有していないと認められたとき。

添付資料:1・2号共用排気筒で確認された腐食について


以上

添付資料

1・2号共用排気筒で確認された腐食について

画像:サンプリング配管
画像:サンプリング配管貫通部の断面。
【1、2号共用排気筒の仕様】
	高さ:約100m
	上端部内径:4.5m(全周約14m)
	下端部内径:8.1m(全周約25m)
	上端部板厚:9mm(※) 
	下端部板厚:29mm(※) 
	材質:炭素鋼
	(※内面に約80mmのモルタル内張)
【サンプリング配管貫通部の仕様】
	外径:140mm
	厚さ:6.6mm
	材質:炭素鋼
【サンプリング配管の仕様】
	外径:27mm
	厚さ:2.9mm
	材質:ステンレス
【腐食による貫通部の大きさ】
	2箇所とも約5cm×約1cm