プレスリリース バックナンバー(2008年)

低レベル放射性廃棄物の輸送について(お知らせ)

平成20年2月29日
中部電力株式会社

 当社は、浜岡原子力発電所で保管している低レベル放射性廃棄物を青森県六ヶ所村の日本原燃株式会社低レベル放射性廃棄物埋設センターに向けて搬出いたします。

 このため、発電所から御前崎港の当社専用岸壁まで、低レベル放射性廃棄物の陸上輸送を下記のとおり予定しておりますのでお知らせいたします。


1 輸送予定日

 平成20年3月3日(月曜)~3月4日(火曜)


2 輸送区間

 浜岡原子力発電所~御前崎港当社専用岸壁


3 輸送数量

 輸送容器:135個(ドラム缶8本入り)
 〔ドラム缶1080本(充填固化体)〕


4 輸送方法

 第2廃棄物減容処理装置建屋でドラム缶入り輸送容器をトラック1台に1個積載し、輸送トラック2台を1隊列とし、御前崎港当社専用岸壁まで隊列輸送します。

 なお、御前崎港から日本原燃株式会社低レベル放射性廃棄物埋設センターまでは低レベル放射性廃棄物専用運搬船(青栄丸)およびトラックにより輸送いたします。


以上



(解説)

低レベル放射性廃棄物輸送の概要

 当社は、日本原燃(株)との低レベル放射性廃棄物埋設契約に基づき、低レベル放射性廃棄物を日本原燃(株)低レベル放射性廃棄物埋設センター(青森県六ヶ所村)へ輸送しています。

 今回の輸送を含め、同埋設センターへの低レベル放射性廃棄物の輸送は23回目となります。

今回輸送する低レベル放射性廃棄物

 不燃性の雑固体廃棄物をドラム缶に収納後モルタル充填して固めたもの(充填固化体)です。搬出にあたり、外観、線量当量率等について、独立行政法人原子力安全基盤機構による確認を受けております。



低レベル放射性廃棄物の輸送実績

 浜岡原子力発電所からの低レベル放射性廃棄物の輸送は平成5年に同埋設センターへ輸送して以来、今回が23回目となります。詳細は下表のとおりです。

輸送実績一覧表

※今回の輸送予定時期および本数を記載



今回の輸送に使用する輸送容器の概要


材質 大きさ 重量
鋼鉄製 縦3.2m×横1.6m×高さ1.1m 約1トン

 輸送容器は、法令に基づいて設計され、日本海事検定協会の安全性確認検査に合格しています。



今回の輸送に使用する運搬船の概要


船名 全長 全幅 載貨重量 最大積載可能輸送容器数
(ドラム缶本数)
青栄丸 約100m 約16m 約3,000トン 384個(3,072本)

 運搬船「青栄丸」の所有者は原燃輸送(株)です。

 青栄丸には、レーダーや衝突防止装置が装備され、無理のない運航計画にするなど、十分な安全対策の元で輸送を実施しますので、衝突事故の発生はまず考えられません。万が一、衝突事故が発生したとしても、青栄丸は、二重船殻の難沈構造なので、沈没の可能性は低いと言えます。

 今回の輸送において、青栄丸のむつ小川原港への入港は平成20年3月6日(木曜)の予定です。



低レベル放射性廃棄物の貯蔵容量及び貯蔵本数

平成20年1月末現在
固体廃棄物貯蔵庫 貯蔵容量 貯蔵本数
1号棟 7,000本相当 3,440本相当
2号棟 35,000本相当 33,350本相当
合計 42,000本相当 36,790本相当


陸上輸送中の安全対策

 輸送にあたっては、車両への固縛積載、標識の貼付等の安全対策を実施します。輸送路の主要交差点においては交通整理員による立哨案内を行うなど安全確保を図ります。

 また、輸送状況の把握、円滑な連絡体制を確立するために発電所に輸送本部を設置します。万一の場合に備え、放射線測定・防護機材等の資機材を発電所輸送本部等に配備しています。



事故時の対応措置(連絡体制)

 輸送中に事故が発生した場合には、関係する行政機関、警察機関、消防機関等に通報するとともに、報道機関へ速やかに公表することになります。

 運行責任者は、立入り制限区域を設定し関係者以外の立入り禁止、火災時の消火及び延焼防止、汚染が生じた場合には、汚染拡大の防止及び除去等の措置を実施します。その後の措置については警察機関、消防機関と協力して、事象の状況を踏まえて応急措置を実施することになります。



今後の輸送計画

 平成19年度の低レベル放射性廃棄物輸送については、今回の輸送をもって終了です。なお、平成20年度以降の輸送計画については、現在、関係各所と調整中です。



以上