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ラグビー部中部電力

2017年度納会

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1月27日(土曜日)名古屋市内において、2017年度シーズンの納会が開催されました。

冒頭、奥村顧問より「これまで長年ラグビーに携わってきたが、シーズンを全敗で終えたのは初めてだ。」と厳しい表情で部員全員に向かって語りかけました。昨年、激戦を制して念願のトップチャレンジリーグ昇格を果たし、強豪チームに立ち向かっていこうと息巻いて臨んだ今シーズン、結果は全敗。苦しいシーズンを戦ってきた選手たちの胸に奥村顧問の厳しい言葉が響きました。そして、奥村顧問は「下を向いていても仕方がない。今日の納会でこの悔しさをぐっと飲みこもう。」と続け、納会開催の挨拶とされました。

次に、北折部長、水谷最高顧問から「またトップチャレンジリーグに帰ってこよう。」「来年すぐにトップチャレンジリーグに上がれなくたっていい。まずは強いチームを作ろう、そして必ずトップチャレンジリーグに戻ってこよう。」とそれぞれ力強い激励の言葉がありました。

2017年シーズン限りで勇退する選手の発表があり、多くの時間を共にしてきた仲間の引退に寂しさを思わせる空気の中、北折部長から選手10名とサポートしてくれた学生1名の名前が読み上げられ、一人ひとりに言葉をかけられました。

7年間膝の怪我に苦しみながらも熱い思いを持ち続け、観る人の心を熱くさせるプレーでチームの精神的柱としてみんなを鼓舞した濱川幸一選手。
ラグビー一家に生まれ、根っからのラグビー選手としてスピードを持ち味に駆け抜けた岩田和也選手。
チームメイトからの信頼が厚く、誰もが認めるFWの要として活躍した沢田陵太選手。
ラグビーの醍醐味を体で見せつける、チームが誇る激しいタックラー、三根大介選手。
圧倒的な瞬発力で相手ディフェンスを切り裂く中部電力のスピードスター、木島大祐選手。
縦に切り込むアタックはチームを勢いづけ、チームに欠かせないセンターとして大きな存在感を見せた下嶋智也選手。
動じないプレーと冷静な判断力の内に秘められた熱さで人を惹きつけるリーダーシップの持ち主、東郷幹也選手。
鋭い眼光と力強いプレーで相手を捕らえ、万能なフランカーとして攻撃を勢いづけた永井若輝選手。
「良い選手」と絶賛される身体能力の持ち主、俊敏な動きで何度も見せ場を作り、最後の砦を堅く守ってきた柳佳貴選手。
生き生きとした勢いのあるプレーで相手を翻弄し、今後の伸び代も期待されて引退が惜しまれる水野翔斗選手。
自らも女子ラグビー選手として活躍しながら、3年間、あらゆる面からチームをサポートしてくれた学生スタッフ。

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勇退する選手たちは、時には涙を滲ませながらラグビー生活を振り返り、思い思いに後輩たちへ言葉を贈りました。

続いて、遠藤一輔ヘッドコーチより、毎年恒例となったMVP選手の表彰がおこなわれました。苦しいシーズンの中でもチームの中心となって活躍した長尾恵太選手、柳佳貴選手、下嶋智也選手の3人が見事MVPに選ばれました。長尾選手は来年度も現役選手として更なる活躍が期待され、柳選手、下嶋選手は今年度で引退となりますが、その頼もしい勇姿は後輩たちに受け継がれることと思います。

最後に、2017年度シーズンを持って退任する遠藤ヘッドコーチから「今振り返るとさまざまな思いが溢れてくる。一人ひとりが考えるチームを作りたいと思った。」と言葉をつまらせながら挨拶がありました。
遠藤ヘッドコーチが作った一人ひとりが考えるチームは、これからの中部電力ラグビー部の礎になってくれると思います。

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2017年度納会12

会の終わりに、奥村顧問から「このオフの時間に、ひとりひとりがしっかりと考えてほしい。3月のキックオフミーティングにその思いを伝えよう。」と言葉を添え、会を締め括った。

中部電力ラグビー部は3月から新体制として発足します。これまで応援し、支えてくださった皆さま、誠にありがとうございました。今後とも、中部電力ラグビー部への温かいご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。

以上

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