わが国のエネルギー事情は、海外依存度が非常に高く社会情勢の変化により供給量が変動することもあり得ます。電力の安定供給のため、エネルギー供給の安定性、経済性、各種発電方式の運転特性や環境負荷特性などを総合的に評価し、バランスの良い電源構成を目指しています。
運転コストが比較的安い原子力発電や石炭を用いた火力発電は、ベース供給力の役割を、電力需要の変動への対応が容易な揚水式水力発電や石油を用いた火力発電はピーク供給力としての役割を担っています。