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防波壁かさ上げ工事の様子(2013年12月)

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中部電力 浜岡原子力発電所では、南海トラフ巨大地震による津波対策として建設中の防波壁を敷地内への浸水防止効果を可能な限り高める観点から、現在の海抜18mから海抜22mにかさ上げすることとしています。

これまで、防波壁かさ上げに伴う準備作業として防波壁の西側から約170mの部分について、2013年7月から頂部のコンクリートの一部撤去をおこなってまいりましたが、その後、詳細設計や工事計画の検討などを進め、防波壁かさ上げ工事に着手しました

防波壁の西端から約170mの部分は、地表の高さが海抜16mと他の場所に比べ、高い位置となっています。そのため、壁部の高さが6mとなり、防波壁が受ける波力が小さくなるため、鋼管を用いた構造としています。こちらでは、高さ4mの鋼管によるかさ上げ工事をおこない、今後鉄筋コンクリートで覆っていきます。

また、2013年11月18日には、防波壁の残る部分に高さ4mの鋼製の壁を設置する工事に着手しました。

壁の頂部とかさ上げ部をボルトで接続したうえで、今後、その周りにはコンクリートを打設します。

これらの対策をおこなうことで、最大クラスとして想定された内閣府モデルによる津波に対しても、敷地内への浸入を防ぎます。

当社は、浜岡原子力発電所の安全性をより一層向上させる取り組みを着実に進めてまいります。

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