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全社防災訓練などの様子(2014年10月)

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浜岡原子力発電所では、安全性向上に向けた取り組みの一環で、海抜22mの防波壁の設置を進めています。

防波壁については、現在、たて壁頂部の設置や、たて壁の下部を補強する工事、5号機周辺においては、地盤を改良する工事も実施しています。

2014年9月24日、御前崎市の立会いのもと、27回目となる静岡県による点検がおこなわれました。

工事の進捗状況、品質記録などを確認いただき、御前崎市からは、「順調に工事を進められている。今後も市民の信頼を得るために安全を第一に確実に工事を進めていってもらいたい。」との講評をいただきました。

また、2014年9月4日には、震度7の南海トラフ巨大地震が「休日に発生した」という想定の下、全社防災訓練を実施しました。

当日は、運転中の3号機~5号機が大きな地震により自動停止するところから訓練を開始。

夜間・休祝日の初動対応者である当直者5名が、中央制御室の運転員と連絡を取り合い、原子炉の状態や放射性物質の放出の有無などの情報を収集するとともに、災害対策本部を緊急時対策所に設置し、原子力規制庁などへの通報連絡や、社内テレビ会議システムを用いた情報伝達などの実践訓練を実施しました。

また、今年7月に再整備した災害対策組織の中で、「情報戦略班」、「復旧班」などの各機能班に分かれ、各班の初動体制の確立、役割の確認をおこなうとともに、可搬型の原子炉注水用ポンプを用いた注水訓練や、放射線測定、現場からの退避者に対するスクリーニングなどの現場訓練を実施しました。

運転訓練シミュレータ室では、津波の襲来により海水取水ポンプが故障し、非常用ディーゼル発電機が使用できなくなるという過酷な事態を想定した対応訓練を実施。

運転員は、照明が消えた中、放射性物質の放出に備えて防護服を着用し、原子炉の状態監視や異常箇所の特定などの訓練を実施しました。

当社は浜岡原子力発電所の安全性を、より一層向上させる取り組みを、着実に進めてまいります。

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