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新緊急時対策所について(2017年7月)

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浜岡原子力発電所では、2016年9月までに4号機の主な対策工事については終了し、主要な機能を強化しましたが一部の工事については現在も継続しております。

その1つが、事故時の対応拠点となる新たな緊急時対策所です。

新しい緊急時対策所は、高い耐震性を有しており、1200ガルの揺れに耐えられる構造としています。

また、非常用電源として、専用のディーゼル発電機を今後設置する予定です。

このディーゼル発電機用の燃料を7日間分備蓄できるタンクを2系列地下に設置しています。

建物は鉄筋コンクリート製で、壁や天井の厚さを最大2mまで厚くすることにより緊急時対策所外の放射線からの遮へい性を高め、
また、放射性物質の緊急時対策所内への流入を防ぐ空調設備を設置することにより、緊急時対策所内で活動する要員の被ばく低減対策を講じています。

現在も新規制基準への適合性審査に係る一部の工事は、継続していますが、建物本体は3月に完成し
6月2日には新緊急時対策所での訓練をはじめて実施し、初動対応などの確認をおこないました。

今後は、審査の状況を踏まえつつ、非常用ディーゼル発電機の設置など緊急時対策所の早期完工を目指すとともに訓練等を継続的におこなってまいります。

当社は浜岡原子力発電所の安全性をよりいっそう向上させる取り組みを着実に進めてまいります。

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