動画の内容
司会者のお兄さんと、ヒカル、大地、良太の3人の子どもが勢ぞろい。浜岡原子力発電所についてクイズ形式で勉強します。
先生:
今日は、お兄さんといっしょに、中部電力の浜岡原子力館に行って、原子力発電について勉強します。出掛ける前に、予習をしてきたヒカルちゃんから発電所について説明をしてもらいます。
ヒカル:
じゃあ、みんなにも浜岡原子力発電所のことについて教えてあげるね。
大地:
ねぇ、浜岡原子力発電所はどこにあるの?
<浜岡原子力発電所は、どこにあるの?>
ヒカル:
はい、じゃあこれを見て。
良太:
御前崎市?
浜岡原子力発電所の位置図。
ヒカル:
そう浜岡原子力発電所は、御前崎市の遠州灘に面した海沿いにあります。
良太:
ああ、ウミガメが産卵に来るところだね。
先生:
そうだよ良太君、よく知ってるね。発電所のあるこのあたりは、アカウミガメの産卵や、サーフィン、灯台など、観光スポットとしても、有名なところなんだよ。
<原子力発電所を造るために大切な4つの条件って?>
ヒカル:
じゃあ、発電所の話で質問します!原子力発電所を造るために、大切な条件が4つあります。分かる人?
大地:うーん
<条件その1>
良太:
まず、土地がないといけないよね。
ヒカル:
ピンポーン!原子力発電所を造るには、まず、広い土地が必要です。浜岡原子力発電所の面積は160万平方メートル、広いでしょ。東京ドームが34個もはいる大きさなんだって。
浜岡原子力発電所の敷地面積と東京ドームとの関係図。
良太:
すごく広いんだね。
<条件その2>
ヒカル:
2つ目の条件はなんだと思う?大地君分かる?
大地:
えー、むずかしいなあ。あっウミガメが関係してる?
ヒカル:
うん、少し。
大地:
うーん、えー。
良太:
分かった!海が近くにあること。
ヒカル:
当たり!原子力発電では、タービンという羽根車を回した後の蒸気を冷やすために海水を使うんだって。
先生:
そう、だから海の近くに造る必要があるんだね。
ヒカル:
浜岡原子力発電所の海岸は、遠くまで浅いから、波打ち際から600メートルの沖まで海底トンネルを掘って、そこから海水をとりいれているんだって。
良太:
へぇー、海底トンネルを使ってんの。
先生:
そうこのトンネルを使っているのが他では見られない、浜岡原子力発電所の特徴なんだよ。
<条件その3>
大地:
じゃあ、3つ目は?
ヒカル:
東海地震とかって、よくテレビや新聞で騒がれてるよね。そんな大きな地震がきても、大切な機械が壊れないように地震に強い岩盤が必要なんだって。
耐震設計の図。
先生:
そうなんだよ。江戸時代に起きた一番大きな安政東海地震などを参考にして、地震への備えをしているそうです。だから大きな地震がきても大丈夫なんだよ。東海地震が来ると言われて30年近くなるけど、これなら安心だね。
<条件その4>
ヒカル:
そして最後に一番大切な条件があるんだけど分かる?
良太:
何だろう?
大地:
何かな?
ヒカル:
それは、地域の人たちの理解と信頼がないと発電所はできないんだって。
先生:
それが一番大切なことだよね。
良太:
地域の人たちと一緒に考えていくことが、重要なんだ。
先生:
そうだよね。
<どれだけの電気がつくられているのかな?>
先生:
さて、ヒカルちゃん発電所を造るための条件は分かったけど、浜岡原子力発電所では、いったいどれくらいの電気を作っているのかな。
ヒカル:
はい、いま浜岡では1号機から5号機まであって、全部で約500万キロワットの電気を作ることができるんだって。
浜岡原子力発電所の概要図。
良太:
500万キロワットって、家何軒分の電気なの?
大地:
うーん。何軒分なんだろう。
先生:
500万キロワットの電気というのは、約165万の家庭へ電気を送ることができるっていう量なんだよ。
ヒカル:
一番新しい5号機は、138万キロワットの出力で、これは日本一なんだって。
大地:
へー。日本一なんだぁー。
良太:
うん、そりゃあすごいや。じゃあ、その原子力発電のしくみについて、知りたいな。
先生:
じゃあ、お兄さんが説明してあげよう。
<原子力発電のしくみについて>
原子力発電のしくみ図。
先生:
原子力発電は、ウランの核分裂っていう目に見えないエネルギーを使って、水を蒸気にしているんだよ。この蒸気の力で大きな羽根車のタービンと発電機をまわして電気をつくるんだよ。
ヒカル:
それにね、原子力発電にはいいところがあるんだよ!
先生:
そう、石油や石炭等は資源に限りがあるけど、ウランはペットボトルなどのようにリサイクルができるんだ。だから、ウランも数十年しか採れないと言われてるけど、リサイクルすることで、もっと長く使うことができるんだ。さらに、原子力発電は二酸化炭素などを出さず、地球環境にとっても優しいんだよ。
大地:
でも、原子力発電って危なくないの。
<原子力発電所って安全なの?>
教育訓練風景、点検・検査風景、5つの壁の図。
ヒカル:
ああ、それ聞いてきたよ。原子力発電所ではね、危険なものを扱っていること、機械は故障する場合もあること、そして人はミスする場合もあるということを考えていくつもの安全への備えや教育訓練を行っているんだって。
先生:
そうそう、また、小さな故障を防ぐことで、大きなトラブルがおきないようにしているんだ。
モニタリングステーション、モニタリングポスト、中部電力ホームページ、はまおかケーブルテレビでの情報公開などのカット。
ヒカル:
それからこんなことも言ってたよ。発電所では、発電所のありのままの姿を見てもらえるように、しているんだって。
良太:
インターネットで発電所のことがたくさん載っていたのを見たことがあるよ。
先生:
いまや、学校でも社会でも、ウソや隠し事のないように、ありのままのことを、みんなに知らせることが、一番大切なことといわれているんだ。
モニタに「評価尺度」の表が表示される。
ヒカル:
じゃ、これを見て!これは、過去の事故や故障をレベルによって分かりやすく表しているものだよ。
先生:
そうそう。これを評価尺度といいます。地震の震度のように発電所内での事故や故障の程度にランクをつけたものなんだ。
<エンディング>
良太:
そういうもので、いろんなことを説明してるんだね。
大地:
ふーん。
先生:
大地君は、まだすっきりしていないみたいだね。じゃあ、これから浜岡原子力館へ、みんなで出かけよう。
ヒカル:
原子力館では、お姉さんが分かりやすく教えてくれるから、いろいろ聞いて見るといいよ。
良太:
それなら、大地も納得するかも。
大地:
そうだね、早く行こう。
先生:
よし決まり。せっかく行くんだから、原子力館だけじゃなくて、浜岡の砂丘とか御前崎の灯台とかいろいろ行ってみようか!
4人:
おー!




