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関連報道に関する見解 原子力発電所の耐震安全性に関する確率論的評価手法を用いた試算結果について

2004年11月24日

中部電力株式会社

平成16年11月22日の毎日新聞(朝刊)及び23日の各紙(朝刊)において、原子力安全基盤機構が行ったとする原子力発電所の耐震安全性を確率で評価した結果が掲載されており、この中で浜岡原子力発電所の地盤状況のデータを用いたとあります。
これに対する当社の見解は以下のとおりです。

今回毎日新聞などに掲載された試算に用いられた原子力発電所の耐震安全性を確率で評価する手法(地震PSA ※ )については、現在、標準的な手法の整備が行われている段階にあります。また、今回の試算は、原子力安全基盤機構が行っている地震PSA手法の開発の一環として行われたもので、浜岡原子力発電所の地震動関連データと、浜岡原子力発電所個別の設備データではなく、標準的な原子力発電所の設備データを使用して行われたものであることから、この試算結果を用いて浜岡原子力発電所の耐震安全性を議論することは適当ではありません。

浜岡原子力発電所の耐震安全性については、想定されるいかなる地震力に対しても、これが大きな事故の誘因とならないよう十分な耐震性を確保しており、「M8.0の想定東海地震を上回るM8.4の安政東海地震」、さらにこれを上回る「M8.5のこの地域の限界的な地震」に対しても耐震安全性を確保しています。

(参考)
原子力安全基盤機構からは今回の試算に関して、以下のような主旨で説明を受けております。
「今回の試算は、浜岡原子力発電所の地震動関連データと標準的な原子力発電所の設備データを組み合わせるなど、地震PSAの評価手法を開発する過程で行われたものであり、この試算結果を用いて個別の発電所の耐震安全性を議論するのは適当ではない。」

※地震PSA
確率論的な解析により、地震という自然現象に伴う不確実性を考慮しつつ、原子力発電所の総合的な安全性を定量的に評価するものです。また、地震PSAを行うことにより、リスクに対する寄与の大きな設備を把握することが可能になります。

以上