関連報道に関する見解 浜岡原子力発電所の耐震安全性について

2004年11月4日

中部電力株式会社

週刊アエラ(11月8日号)におきまして、当社の浜岡原子力発電所の耐震性に関する記事が掲載されておりますが、これに対する当社の見解をお示しいたします。

浜岡原子力発電所は、想定東海地震M(マグニチュード)8.0を上回るM8.5(M8.5のエネルギーの大きさはM8.0の5倍以上)の限界地震に対しても耐震安全性を確保しております。これは、多くの学識経験者を含めた国の安全審査においても確認されております。

想定東海地震については、国の中央防災会議において、最新の地震学的知見に基づき想定される地震動が示されており、浜岡地点の最大地震動(水平方向395ガル)は、3~5号機の基準地震動(設計時の想定地震動450ガル、600ガル)を大幅に下回っております。

70年代に建設された1・2号機についても、3~5号機と同じ基準地震動を用いて解析評価を実施し、耐震安全性を確保していることを確認しております。また、想定東海地震の浜岡地点の最大地震動(水平方向395ガル)による原子炉建屋の揺れは、基準地震動(450ガル)によるその揺れの6割程度であることも確認しております。

さらに、ある一定以上の揺れ(最下階で150ガル)を感知した場合には、原子炉を自動的に停止(所要時間は数秒)させるための地震感知装置を設置しており、地震対策に万全を期しております。

4号機の建設時にアルカリ骨材反応を起こす可能性がある砂利や砂がコンクリートに使用された件については、改ざん等の不正を行った骨材納入会社とは別に当社が保有するデータを用い、コンクリートがJIS基準(コンクリート中のアルカリ総量)を十分満足していること、目視検査及び強度試験においてもコンクリートの健全性を確認しております。

以上のことから、浜岡原子力発電所の耐震安全性は十分確保されていると考えております。

以上