プレスリリース バックナンバー(2008年)

浜岡原子力発電所の構造強度再評価の状況について

2008年4月10日

中部電力株式会社

平成20年3月27日に開催された原子力安全・保安院の審議会において、東京電力(株)より報告された柏崎刈羽原子力発電所7号機の配管に係る構造強度評価結果の一部と(独)原子力安全基盤機構が実施した同発電所7号機の配管に係る構造強度評価結果が異なっていることが確認されました。
 この原因調査の中で、同発電所7号機の配管に係る構造強度評価を行ったメーカより当社に対し、配管分岐部の応力計算に使用しているメーカの計算プログラムの一部に誤りがあり、この影響で当社浜岡5号機タービン建屋内の主蒸気管ヘッダ配管分岐部の応力解析に不備があるとの報告が4月9日になされました。

修正した計算プログラムを使用した応力解析により当該配管分岐部の構造強度を再評価したところ、当社が経済産業大臣に申請した浜岡5号機工事計画認可申請書添付書類(分割第三回申請分、平成12年4月に認可)の当該配管に係る記載の一部に不備が確認されました。再評価の結果、不備が確認された当該配管分岐部の発生応力は許容値を十分満足しており、構造強度に問題がないことを確認しました。
 当社は、本日、上記書類の記載の一部に不備が確認されたことおよび、当該配管について構造強度に問題がなく、安全上の問題がないことを確認したことを、原子力安全・保安院に報告しました。

また、当社は、本日、原子力安全・保安院から本件に係る指示文書を受領いたしました。指示に基づき、速やかに再発防止対策等の検討を実施してまいります。

添付資料

以上

添付資料1

浜岡5号機 系統図

 浜岡5号機 系統図

※  主蒸気管ヘッダとは、4本で構成される各主蒸気管内の蒸気圧力を均一にするように設けられた蒸気溜め(配管)のこと。

添付資料2

浜岡5号機 再評価結果

 

系統名称

発生応力
[MPa]

許容応力
[MPa]

評価点

従来の値

再評価後の値

主蒸気系

113

129

180

主蒸気管ヘッダ
配管分岐部 

*  応力評価点のうち、最大応力点の値を記載した。