プレスリリース バックナンバー(2008年)

石炭灰を利用した樹脂製「OAフロアパネル・エコ」を開発

2008年10月20日

中部電力株式会社

このたび、当社、株式会社イノアックコーポレーション(本社:愛知県名古屋市、CEO:井上 聰一)および伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、社長:小林 栄三)の3社は、石炭灰※1を有効利用した樹脂製のエコ製品「OAフロアパネル・エコ※2」を共同開発しました。

 

本開発品は、強度を増すためプラスチックに混合する天然鉱物の滑石※3を石炭灰で代替することで、従来品の樹脂製OAフロアパネルに比べて、天然鉱物の滑石※3の量を1/3まで削減しつつ、強度を保つことに成功いたしました。

また、再生プラスチックの利用と合わせて、リサイクル材料の使用割合を95%に向上させたエコ製品を実現しました。

一般的にリサイクル材料を使用すると機能が低下することや、生産コストが高くなる場合もありますが、本開発品は、従来品並みに軽量で施工が容易であるなど、機能を低下させることなく、コストも同程度に抑えることができました。

 

本開発品は、個人オフィスのOA機器設置時の床嵩上げ、園芸用のスノコなど家庭用への活用も可能であり、環境に優しいエコ製品として、個人のお客さまにも気軽にご利用いただけるよう、まずは本年11月より静岡県清水町のホームセンターで1枚あたり500円程度で販売を開始します。

 

なお、本開発品は、10月29日および30日に技術開発本部(名古屋市緑区大高町)で開催される「テクノフェア2008」で、展示いたします。

 

本開発品の主な特長

 

(1) エコ製品化を実現!
  • 石炭灰の利用により、原材料の天然鉱物の量を1/3まで削減し、リサイクル材料使用割合95%のエコ製品化を実現。
(2) エコ製品で従来品と遜色のない機能・コストを実現!
  • 従来品並みに軽量で施工が容易。
  • 生産コストも、従来品と同程度。

 

 

(※1) 石炭灰とは、石炭火力発電所において、石炭の燃焼によって発生した灰。

(※2) OAフロアパネルとは、OA機器のネットワーク配線などのために、床の上に一定の高さの空間を
     とり、その上に別の床を設け二重化したものである。(OAとはオフィス・オートメーションの略)

(※3) 滑石とは、タルクと呼ばれており、塩基性ケイ酸マグネシウム塩の一種(チョーク原料)である鉱
     物。

 

別紙

以上