プレスリリース バックナンバー(2008年)

浜岡原子力発電所5号機の調整運転開始について

2008年10月31日

中部電力株式会社

浜岡原子力発電所5号機(改良型沸騰水型、定格電気出力126.7万キロワット)は、平成20年9月8日から第3回定期検査を開始し、各機器の点検作業等を行ってきました。 

原子炉停止中に実施する各機器の点検作業や定期検査および定期事業者検査は明日終了する見込みです。

その後、原子炉起動のための準備を行い、明後日にも原子炉を起動し、調整運転を開始する予定です。 

調整運転においては、徐々に出力を上げ、原子炉で発生した蒸気を用いて確認する設備の点検や検査を実施してまいります。これらの検査等が終了した後、最終検査となる国の総合負荷性能検査を受けることとしています。 

なお、調整運転中に異状が確認された場合には、必要に応じて修理を行います。修理の方法によっては、原子炉を停止する場合もあります。

 

 

添付資料

以上

添付資料1

浜岡原子力発電所5号機定期検査中の主な点検、工事

(1)主な点検

 ア.原子炉本体

  原子炉圧力容器の点検、炉内構造物の点検、燃料の点検

 イ.原子炉冷却系統設備

  配管類、熱交換器、ポンプ、弁類の点検

 ウ.計測制御系統設備

  制御棒駆動系の点検、各種計測装置の点検、校正

 エ.放射線管理設備

  各種放射線管理用計測装置の点検、校正

 オ.原子炉格納施設

  原子炉建屋、格納容器の気密試験

 カ.蒸気タービン

  本体の開放点検、主要弁類の分解点検、補機類の点検

 キ.その他

  廃棄設備、燃料設備、非常用予備発電装置、電気設備等の点検

 

(2)主な作業・工事

 ア.原子炉内の全燃料872体のうち192体を新燃料に取り替えました。

 イ.スクラム地震計設定値変更

  電力の安定供給の観点から、不必要な停止を招くことなく、かつ早期に原子炉を自動停止させる
   ようスクラム設定値を変更しました。

 ウ.原子炉機器冷却水熱交換器修理工事

  原子炉機器冷却水熱交換器(A-1)および(B-2)の伝熱管各1本に減肉傾向が確認された
   ことから、予防保全として閉止栓の取り付けを行いました。

 

(3)原子力安全・保安院文書等の点検指示に基づく検査

 ア.NISA文書「原子力発電所の配管肉厚管理に対する要求事項について」
    (平成17・02・16原院第1号NISA-163a-05-1)に基づく検査

 (検査内容)

  上記NISA文書および追加要求事項を受けた中期的(10年)な検査計画に基づき、今回の
   定期事業者検査で「配管検査」として肉厚測定を実施し、問題ないことを確認しました。

 イ.NISA文書「高サイクル熱疲労に係る評価及び検査に対する要求事項について」
    (平成19・02・15原院第2号NISA-163b-07-1)に基づく検査

 (検査内容)

  上記NISA文書を受け、今回の定期事業者検査で「クラス3機器供用期間中特別検査」として
   非破壊試験を実施し、問題ないことを確認しました。

 ウ.NISA文書「東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所6号機における制御棒駆動機構と
    制御棒の結合不良を受けた対応について」(平成20・09・12原院第3号NISA-134b-08-39 
    NISA-154b-08-5 NISA-166b-08-1)に基づく検査

 (検査内容)

  上記NISA文書を受け、今回の定期事業者検査で「制御棒結合確認検査」として制御棒と制御棒
   駆動機構の結合確認を実施し、問題ないことを確認しました。