プレスリリース バックナンバー(2008年)

『ザンビア共和国電力開発マスタープラン調査』の受託について

2008年12月5日

中部電力株式会社

当社は、このたび、独立行政法人 国際協力機構(JICA)から「ザンビア共和国電力開発マスタープラン調査」業務を受託いたしました。

JICAは、農村開発やインフラ整備などによる経済成長を通じた貧困削減、平和の定着等の観点からアフリカに重点的な支援を行っています。本調査は、その一環として、2009年10月までの12カ月間の予定で、2030年までのザンビア共和国における電力開発マスタープランを策定するものです。今後、当社社員を現地へ派遣し、調査を進めてまいります。

当社は、「海外コンサルティング事業」を海外エネルギー事業の柱の一つと位置づけており、今後も国内外のエネルギー事業とのシナジー効果を期待し、当社の技術力の維持・継承、国際貢献などを念頭においた事業展開に努めます。

※電力開発マスタープランとは、電源開発計画、送電系統計画および国際電力融通計画などをまとめた電力設備の中長期的な開発計画である。

 

◇ 調査の概要

(1)実施地域: ザンビア共和国

(2)実施期間: 2008年11月~2009年10月

(3)主な業務内容:

  • 電源開発計画、送電系統計画、国際電力融通計画を3つの柱とした、ザンビア共和国における電力開発マスタープランの策定

  • 将来、ザンビア共和国にて電力マスタープランを修正する際に必要となる技術の移転

(4)調査の背景

  • ザンビア共和国の電力は現在94%が水力発電(2,260MW)によりまかなわれている。同国では近年の経済発展により、電力需要が年3~4%の割合で増加しており、今後も経済発展を持続するためには自国のエネルギーである水力発電を中心とした最適な電源開発計画の策定が必要である。

  • また、南部アフリカ地域では地域内での電力融通を可能とするため、パワープール構想が提唱されている。同国はその主要メンバーとなっているため、近隣国のニーズを含めた実効性の高い国際電力融通計画の策定が望まれている。

    ※パワープール構想とは、加盟国間の電力系統を連系し、供給信頼度向上および発電所の経済運用を目的として、域内において電力融通を行うという構想である。

以上