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プレスリリース バックナンバー(2008年)

浜岡原子力発電所3号機 非常用ディーゼル発電機(A)出力制御機構の不調による運転上の制限からの逸脱

2008年12月24日

中部電力株式会社

浜岡原子力発電所3号機(沸騰水型、定格電気出力110万キロワット)は、平成20年12月22日、原子炉施設保安規定(※1)に基づく月1回の定期試験として、非常用ディ-ゼル発電機(以下、「D/G」という。)(A)(※2)の確認運転を行っていたところ、定格出力(出力6.3MW)到達後からの出力降下操作中(出力約4MW)に、コントロールスイッチによる出力操作ができなくなり、原子炉施設保安規定で定める運転上の制限からの逸脱を宣言しました。
 同様な事象(※3)が、過去にも発生しており、現在、D/G(A)の当該コントロールスイッチを含めた出力制御機構の点検を実施しています。
 なお、本事象による3号機の運転への影響はなく、安定に運転を継続しています。
                                         (平成20年12月24日 公表済み)

 点検の結果、D/G(A)の出力制御機構に付属する電動機の不調を確認し、D/G(A)の復旧には出力制御機構の交換が必要であったことから、本日12時に実用炉規則(※4)第19条の17に定める報告事象に該当すると判断し、原子力安全・保安院へ報告しました。
 今後、不調となった出力制御機構を詳細に調査して原因究明を図ってまいります。 

※1 原子炉施設保安規定は、原子炉等規制法第37条第1項に基づき、原子炉設置者が原子力発電所
   の安全運転を行う上で守るべき事項を定めたもので、国の認可を受けています。
   原子炉施設保安規定では、原子炉の状態が運転において、3台のD/Gが動作可能であることを要
   求しています。
※2 D/Gは、外部からの電源供給が停止した場合等に自動的に起動し、主要な機器(非常用炉心冷却
   系ポンプ等)に電力を供給する非常用の発電機で、3号機にはA系、B系および高圧炉心スプレイ系
   の3台があります。なお、通常はいつでも起動できるよう待機(停止)状態としています。
※3 同様な事象とは、平成20年10月24日、3号機D/G(A)の定期試験を行っていたところ、定格出力
   からの出力降下操作中(出力約3.5MW)に、コントロールスイッチによる出力制御ができなくなった
   事象です。
   D/G(A)は動作不能と判断し、運転上の制限からの逸脱を宣言した後、動作確認を実施していたと
   ころ、動作可能となり、その後の動作確認も良好であったことから一過性の不良と判断しました。
                                         (平成20年10月24日 公表済み)
※4 実用炉規則とは、正式には「実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則」といい、原子炉等規
   制法のうち、実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規定に基づいて定められた規則です。

 

別紙

以上