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プレスリリース バックナンバー(2009年)

浜岡原子力発電所3号機 非常用ディーゼル発電機(A)の動作不能に対する原因と対策について

2009年4月30日

中部電力株式会社

平成20年12月22日、定格熱出力一定運転で運転中の浜岡3号機(沸騰水型、定格電気出力1100MW)において発生した、非常用ディ-ゼル発電機(以下、「D/G」という。)(A)(※1)の動作不能事象について、これまで、点検・調査ならびに原因究明および対策の検討を実施してまいりました。このたび、それらの結果をとりまとめましたのでお知らせいたします。
 なお、この結果については、本日、原子力安全・保安院に報告しました。

 

1.点検・調査結果について

点検の結果、D/G(A)の出力制御機構に付属する電動機の不調であることを確認し、当該電動機を含め出力制御機構の交換を行いました。(平成20年12月24日公表)
  当該電動機の内部を点検した結果、2本あるブラシのうち、1本のブラシの整流子との接触面に、光沢がない不均一な箇所があること、また、固定子の配線に付着していた電気絶縁用ワニスの一部が剥がれかかっていることを確認しました。その他には、異常はありませんでした。

2.推定原因について

当該電動機の分解点検はメーカー工場で実施していますが、その際に、電動機内部のブラシと整流子の間に、外部から侵入した、または、内部で電気絶縁用ワニスが剥がれたことにより微細な異物を噛み込み、その状態で電動機を組み立てたため、電動機の運転時に導通不良が発生したものと推定しました。

3.対策について

当該電動機の分解点検に際しては、異物侵入防止管理の徹底をメーカーに要求していきます。
  また、電動機内部の配線に付着している電気絶縁用ワニスが剥がれ異物とならないよう管理していきます。

4.水平展開について

浜岡1~5号機の全てのD/Gについて、当該電動機と同型のものが使用されており、これまでの点検方法も当該電動機と同様であることから、至近の定期検査等で分解点検を実施し、異物がないことを確認します。

 

※1.D/Gは、外部からの電源供給が停止した場合等に自動的に起動し、主要な機器(非常用炉心冷却系ポンプ等)に電力を供給する非常用の発電機で、3号機にはA系、B系および高圧炉心スプレイ系の3台があります。なお、通常はいつでも起動できるよう待機(停止)状態としています。

 

別紙

以上