プレスリリース バックナンバー(2009年)

浜岡原子力発電所5号機の営業運転再開について

2009年7月29日

中部電力株式会社

浜岡原子力発電所5号機(改良型沸騰水型、定格電気出力126.7万キロワット)は、平成20年9月8日から第3回定期検査を開始し、各機器の点検作業等を行ってきました。

その後、平成20年11月5日および12月30日に、調整運転開始時の出力上昇過程で気体廃棄物処理系における水素濃度の上昇事象が発生したことから、その原因と対策を取りまとめ、必要な対策を実施した後、平成21年6月25日に原子炉を起動しました。
                            (原因と対策については、平成21年6月23日お知らせ済み

これまで、調整運転の中で、原子炉で発生した蒸気を用いて設備の点検や検査を行ってきました。

本日(7月29日)午後5時、経済産業省による最終検査(総合負荷性能検査)が終了し、営業運転を再開しましたのでお知らせします。

添付資料

以上

添付資料1

浜岡原子力発電所5号機定期検査中の主な点検、工事

(1)主な点検
   ア.原子炉本体
      原子炉圧力容器の点検、炉内構造物の点検、燃料の点検
   イ.原子炉冷却系統設備
      配管類、熱交換器、ポンプ、弁類の点検
   ウ.計測制御系統設備
      制御棒駆動系の点検、各種計測装置の点検、校正
   エ.放射線管理設備
      各種放射線管理用計測装置の点検、校正
   オ.原子炉格納施設
      原子炉建屋、格納容器の気密試験
   カ.蒸気タービン
      本体の開放点検、主要弁類の分解点検、補機類の点検
   キ.その他
      廃棄設備、燃料設備、非常用予備発電装置、電気設備等の点検

(2)主な作業・工事
   ア.原子炉内の全燃料872体のうち192体を新燃料に取り替えました。
   イ.スクラム地震計設定値変更
      電力の安定供給の観点から、不必要な停止を招くことなく、かつ早期に原子炉を自動停止させる
     ようスクラム設定値を変更しました。
   ウ.原子炉機器冷却水熱交換器修理工事
      原子炉機器冷却水熱交換器(A-1)および(B-2)の伝熱管各1本に減肉傾向が確認されたこ
     とから、予防保全として閉止栓の取り付けを行いました。

(3)原子力安全・保安院文書等の点検指示に基づく検査
   ア.NISA文書「原子力発電所の配管肉厚管理に対する要求事項について」(平成17・02・16原院第1
    号NISA-163a-05-1)に基づく検査
     (検査内容)
       上記NISA文書および追加要求事項を受けた中期的(10年)な検査計画に基づき、今回の定期
      事業者検査で「配管検査」として肉厚測定を実施し、問題ないことを確認しました。
   イ.NISA文書「高サイクル熱疲労に係る評価及び検査に対する要求事項について」(平成19・02・15原
    院第2号NISA-163b-07-1)に基づく検査
     (検査内容)
       上記NISA文書を受け、今回の定期事業者検査で「クラス3機器供用期間中特別検査」として非
      破壊試験を実施し、問題ないことを確認しました。
   ウ.NISA文書「東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所6号機における制御棒駆動機構と制御棒
    の結合不良を受けた対応について」(平成20・09・12原院第3号NISA-134b-08-39 NISA-154b-08-5 
    NISA-166b-08-1)に基づく検査
     (検査内容)
       上記NISA文書を受け、今回の定期事業者検査で「制御棒結合確認検査」として制御棒と制御
      棒駆動機構の結合確認を実施し、問題ないことを確認しました。
                                                              以上