プレスリリース バックナンバー(2009年)

音メガネ(サウンド・ルーペ)の開発について

2009年10月20日

中部電力株式会社

中部電力株式会社(代表取締役社長:三田 敏雄 本社:愛知県名古屋市東区東新町1番地)は、株式会社熊谷組(取締役社長:大田 弘 本社:東京都新宿区津久戸町2番地1号)、国立大学法人信州大学(学長 山沢 清人 住所:長野県松本市旭3丁目1番地1号)山下恭弘名誉教授と共同で、このたび、音を透明ディスプレイに視覚的に表示できる「音メガネ(サウンド・ルーペ)」を開発しました。

今回開発した「音メガネ」は、先に3者で共同開発した音カメラを改良した「リアルタイム音カメラ(平成19年3月15日プレス発表済)」の技術を用い、軽量小型な透明ディスプレイ上に映像化した音を表示できます。ルーぺのようにモニタを通さずに実映像と映像化された音の発生状況を同時に見ることができ、音の発生方向・大きさといった情報をその場で簡単に確認することができます。

※音カメラとは、音の発生方向、音の大きさ(音圧レベル:dB)、音の高さ(周波数:Hz)を特定し、デジタルカメラから取り込んだ画像上にそれらを表示するものです。平成13年6月13日に、当社と株式会社熊谷組、山下恭弘信州大学工学部社会開発工学科教授(現信州大学名誉教授)が共同で開発し、発表しています。

また、従来の「リアルタイム音カメラ」は、カメラから取り込んだ画像上に音の可視化情報をリアルタイムで合成処理し、モニタ上に表示させるシステムであったことから、ハードウェアのサイズが大きく容易に持ち運ぶことが困難でした。今回開発した「音メガネ」は、映像の合成処理が不要となることなどから、従来の「リアルタイム音カメラ」に比べ小型化でき、可搬性に優れております。

本装置の利用により、発生音の情報を容易に、また即座に確認することができ、音環境調査等で作業効率や信頼性が向上します。
  今後、本装置の幅広い活用方法を検討してまいります。

 

別紙

以上