プレスリリース

プレスリリース

新型電力量計による遠隔検針の実地試験について

2010年05月28日
中部電力株式会社

記事をシェアする

当社は、これまで、通信機能を備えた新型電力量計(以下、「新型メーター」という)の、技術的な仕様について調査・検討を進めてまいりました。このたび、これまでの検討結果を基に、2011年4月より1年間に亘り、愛知県春日井市の一部エリアのご家庭に新型メーター約1,500台を設置し、遠隔検針機能(注)などについて実地試験をおこなうことといたしました。なお、実地試験の内容は後述の通りです。

新型メーターの導入により、お客さまサービスの向上や業務運用の効率化とともに、低炭素社会の実現に寄与するエネルギーの効率的な利用促進につながりうるものと考えております。

当社は、今回の実地試験により得られたデータを基に、今後も新型メーターに関する研究開発などを進め、実用化の可能性について検討してまいります。

(注)「遠隔検針機能」:
計量データを新型メーターから中継装置を通じてサーバまで伝送する一連の機能のこと。

【実地試験の内容】

遠隔検針機能の検証

お客さまがご利用になった電力量を、遠隔検針により測定するためには、測定値などの情報を正確に伝送する必要があります。そのため、さまざまな建物環境下における新型メーターの通信性能について検証いたします。

電気のご利用状況の「見える化」効果の検証

遠隔検針によって得られたお客さまの電気のご利用状況は、インターネットを通じて、お客さまにきめ細かくお知らせいたします(見える化)。その上で、ご提供した情報により、お客さまの行動がどのように変化したのかなどについてアンケートによる調査を実施し、どのような情報が電気の効率的な利用支援につながるのかについて検証いたします。

別紙

以上

ページトップへ