プレスリリース

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オマーン国・スール発電事業の事業権獲得について

2011年07月14日
丸紅株式会社
中部電力株式会社

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丸紅株式会社 (以下:丸紅、本社:東京都千代田区大手町1丁目4番2号、代表取締役社長:朝田照男) と中部電力株式会社 (以下:中部電力、本社:名古屋市東区東新町1番地、代表取締役社長:水野明久) は、カタール発電水道会社 (Qatar Electricity and Water Company Q.S.C、以下:QEWC、カタール) およびマルチテック社 (Multitech LLC、オマーン) と共同で、オマーン国では最大規模となるスール発電事業に関わる事業権を獲得し、今般、売電契約を含む主要契約に調印しました。

オマーン国は1990年代から電力事業の民営化を積極的に推進しており、これまでに10件のI(W)PP案件が開発されております。本件は、マスカット市から南東約150kmのオマーン湾沿いに位置するスール工業地帯にて、出力200万kWの天然ガス焚き複合火力 (コンバインドサイクル) 発電プラントを建設し、オマーン電力水道会社 (Oman Power and Water Procurement Company SAOC) との15年に亘る長期売電契約に基づいてプラントの操業・運転、および売電を行なうもので、長期的に安定した収益の確保が見込まれます。

本件は、丸紅および中部電力にとり、同国のIPP案件に対する初めての出資参画となります。また、カタール国の政府系企業を事業パートナーとして迎え入れることにより、丸紅および中部電力がカタール国との間で構築してきた友好な関係を更に深化させ、以前にも増して必要とされているエネルギー資源の安定的な確保を目指していきます。

尚、本件への参画により、丸紅の総発電設備容量は2,815万kW、出資持分換算では847万kWとなります。また、中部電力の海外事業における総発電設備容量は1,819万kW、出資持分換算では322万kWとなります。

別紙

以上

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