プレスリリース

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2012年度夏季の電力需給見通しに関する経済産業省への報告内容について

2012年04月23日
中部電力株式会社

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本日、当社は、経済産業省の報告徴収(2012.4.20発出)に基づき、2012年度夏季の電力需給見通しを報告しましたので、お知らせします。

2012年度夏季の最大電力(最大3日平均電力)は、2,567万kW(2012年8月)と想定しております。これは、昨年度(2011年度)秋季および冬季にお客さまにご協力いただいた節電意識の定着による需要抑制影響を60万kW程度見込んだものです。

供給力については、本年7月に上越火力発電所1-1号(出力:59.5万kW)が営業運転を開始すること等により、2,811万kW(2012年8月)と見込んでおりました。

加えて、法定期限を超えた時期に定期点検を実施することについて承認をいただける前提で、夏季の高需要期(2012年8月)に予定していた火力機の定期点検を全て繰り延べて、2,875万kW(2012年8月)まで供給力を積み増ししました。

その上で、当社は、需給ひっ迫が見込まれる他電力会社の要請を受けて、ピーク時間帯(13時~16時)において100万kWの電力融通を実施する予定です。

この結果、2012年度夏季における当社供給エリアへの供給力は2,775万kW(2012年8月)となりました。この水準は、供給予備率でみると、安定供給の目安である8%程度に相当するものです。

今後、国において、2012年度夏季における全国の電力需給見通しに関して検討が行われます。当社の見通しは、国の検討が完了した後に、速やかにお知らせいたします。

当社は、2012年度夏季を通じてお客さまに安定して電気をお届けできるよう、発電所および送変電設備の重点的な点検・保守を確実に実施してまいります。

 

(注)本資料の数値は、以下の理由から、経済産業省へ報告した需給バランスの数値と異なります。

  • 最大電力を1点最大電力で記載、供給力を緊急時の火力増出力を織り込んで算出など

(注)仮に2010年猛暑並(節電織込)の1点最大電力(2,648万kW)の場合、予備率は5.2%となります。

別紙

以上

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