プレスリリース

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「電気ご使用量のお知らせ(検針票)」の未交付について

2012年10月09日
中部電力株式会社
岐阜支店

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当社は、岐阜支店高山営業所におきまして、高山市および飛騨市の一部1,331契約のお客さまに、最長で平成16年3月から、合計14,475枚の「電気ご使用量のお知らせ」(以下「検針票」といいます。)を交付しておりませんでした。

このたび、この検針票の未交付が判明しましたので、お知らせします。

ご迷惑をおかけしたお客さま、ならびにご心配をおかけした皆さまに深くお詫び申し上げます。

今回の原因は、当社が業務を委託している検針員が、電力量計の検針時に作業時間の短縮を図るため、お客さまへの検針票の交付を怠り、業務に使用している車両内および自宅内で保管していたことによるものです。

また、当社は、この検針員の日々の業務に対する管理が十分でなかったため、これまで検針票の未交付を発見することができませんでした。

ご迷惑をおかけしたお客さまには、お詫びと経緯のご説明をさせていただき、あらためて電気のご使用量をお知らせさせていただいております。

今後、同様の検針票の未交付を発生させることのないよう、再発防止策の徹底に努めてまいります。

【再発防止策】

  • 検針業務従事者全員を対象にした本件の共有化と、検針票交付業務の重要性に関する意識付けの再徹底
  • 検針作業の業務点検を行う際の点検項目への「携行鞄内・車両内確認」の追加
  • お客さまからの検針票に関するお問い合わせ時における確認・記録ルールの整備、徹底

別紙

以上

別紙1

検針票の未交付に関する調査結果および再発防止策ついて

1 概要および調査結果

(1)概要

岐阜支店高山営業所において、検針員が検針指示数の携帯端末機入力後に出力される検針票をお客さまに交付せず、車両内および自宅内で保管していることが判明いたしました。

(2)判明経緯

H24.9.20(木)

当社社員がお客さまに電気料金に関する連絡をした際、検針票が2ヶ月分届いていないとのお申し出を受け、当該地域の担当検針員へ確認したところ、他にも複数のお客さまの検針票を交付せず手元に所持していることが判明しました。

H24.9.21(金)
~H24.9.24(月)

料金課管理職にて検針員の立ち合いのもと、車両内および自宅内の確認を実施したところ、14,475枚の未交付検針票を発見しました。

(3)検針票未交付状況

未交付検針票枚数

14,475枚

契約件数

1,331契約

未交付発生時期

平成16年3月分より

(注)1契約に対し複数月に亘り検針票が未交付であったため、未交付検針票枚数と契約件数は相違します。

(4)委託検針員概要

性別・年齢

男性 40歳代

検針区域

高山市および飛騨市の一部

2 対応状況

(1)お客さまへの対応

検針票が未交付であったお客さまへのお詫びと経緯のご説明を行っております。

対象契約件数

完了件数(10/8現在)

1,331契約

1,104契約(82.9%)

(2)担当区域全数の検針指示数確認

当該検針員が担当していた検針区域全数について、検針指示数の入力内容を改めて確認した結果、入力内容は妥当であり、お客さまにご請求させていただいた電気料金に誤りがなかったことを確認いたしました。

(3)当該検針員以外の検針票未交付の全社確認

検針業務従事者全員を対象に調査を実施した結果、他に検針票の未交付は確認されませんでした。

調査方法

管理職の面談による聴取および携行鞄、車両、事務机等の調査

対象人数

2,328名

3 これまで発見に至らなかった原因

  • お客さまからの検針票に関するお問い合わせに対し、営業所で検針票を再発行してお送りする等の対応で完了し、検針員へのさらなる確認を行っておりませんでした。
    また、検針員毎に問い合わせ実績を記録していなかったため、特定検針員の担当区域に問い合わせが偏っている等の状況分析ができていませんでした。
  • 検針作業の業務点検時におけるチェック項目が「検針指示数」「対応マナー」「安全への取組み」に係るものに特化しており、「検針票の交付」については十分な取り組みが不足していました。

4 再発防止策

  • 検針業務従事者全員を対象にした本件に関する共有化と、検針票交付業務の重要性に関する意識付けの再徹底。
  • 検針作業の業務点検を行う際の点検項目への「携行鞄内・車両内確認」の追加。
  • お客さまからの検針票に関するお問い合わせ時における確認・記録ルールの整備、徹底。

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