プレスリリース

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「南部アフリカパワープール情報収集・確認調査」の受託について

2015年08月27日
中部電力株式会社

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当社は、本日、独立行政法人国際協力機構(JICA)から「南部アフリカパワープール情報収集・確認調査」業務を受託いたしました。

本業務は、2015年8月より2016年7月までの約12ヶ月間で、アフリカ南部において、同地域各国や関係機関が策定・実施している電源開発計画等に関する情報の収集・分析・整理を行い、日本企業の技術等を活用した事業効果の高い電力インフラ整備計画を検討するものです。

アフリカ南部は、豊富なエネルギー資源を有しながらも十分活用していない国々がある一方、当地域最大の電力需要国である南アフリカ共和国では電力不足による計画停電が実施されるなど、広域で解決すべき課題があります。

同地域各国や関係機関が電力開発・投資計画を策定し、インフラ整備に向け取り組んでいますが、資金調達不足等からインフラ整備が進んでいない状況です。

当社は、これまで培ってきた電気事業の知識・経験・技術を活用して、本受託業務に取り組んでまいります。

今後とも、海外コンサルティング事業を通じて、アジア・アフリカ等の開発途上国を中心とした海外諸国の電気事業の整備・発展に貢献してまいります。

「南部アフリカパワープール情報収集・確認調査」の概要

実施地域

南部アフリカパワープール注1に加盟している9ヶ国
(南アフリカ共和国、タンザニア連合共和国、アンゴラ共和国、ザンビア共和国、コンゴ民主共和国、モザンビーク共和国、ジンバブエ共和国、ナミビア共和国、ボツワナ共和国)

受託期間

2015年8月~2016年7月(約12ヶ月間)

主な業務内容

  • 南部アフリカ地域および各国の電源開発計画、国際連系線の整備状況、電力需要予測に係る情報等の収集・分析
  • パワープール構想注2実現に向けての課題等の整理
  • 日本企業の持つ技術の活用による事業効果が高い案件の具体的な検討

注1 南部アフリカパワープール:南部アフリカにおける電力企業の代表から構成され、加盟国に対して信頼性と経済性の高い電力供給を行うことを目的に設立された機関

注2 パワープール構想:加盟国間の電力系統を連系し、供給信頼度向上および電力市場の活性化を目的として、連系系統内において電力を融通する構想

南部アフリカパワープール(注1)に加盟している9ヶ国の図

添付資料

以上

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