プレスリリース

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上越火力発電所1-2号 蒸気タービン動翼折損の恒久対策工事の開始について

2015年10月16日
中部電力株式会社

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当社は、明日(10月17日)から、上越火力発電所1-1号で発生した低圧蒸気タービンの動翼折損の応急対策として圧力プレートを設置している1-2号について、恒久対策工事を開始いたしますので、お知らせいたします。

上越火力発電所1-1号は、2013年4月9日に、低圧蒸気タービンの羽根(第29段動翼)が折損しました(2013年4月9日お知らせ済み)。

これに伴う応急対策として、全ての号機において、1-1号で折損した第29段動翼、および第29段静翼を取り外し、圧力プレートを設置したうえで、暫定的に575,680kWの定格出力で運転をしております(2013年4月23日お知らせ済み2014年5月15日お知らせ済み)。

折損の原因は、第29段動翼に自励振動(注)が発生したためであり、対策として、自励振動が発生しない新たな低圧蒸気タービンへ取り替えることといたしました。

今回の対策工事により、出力は本来の定格出力である595,000kWとなります。

なお、1-1号・2-1号・2-2号についても、順次対策工事を行っていく予定です。

当社は、今後も設備の保安管理に万全を期すとともに、お客さまに電力を安定してお届けできるよう、努めてまいります。

(注)動翼に発生している微小振動が蒸気からのエネルギーを受けて助長される現象

【上越火力発電所の概要】

所在地 

 新潟県上越市八千浦2

出力 

 対策後の定格出力 : 2,380,000kW(595,000kW×4ユニット) 
 現在の定格出力  : 2,302,720kW(575,680kW×4ユニット)

発電方式 

 多軸式コンバインドサイクル発電方式
(1,300°C級改良型ガスタービン)

営業運転開始 

 1-1号 2012年7月1日  1-2号 2013年1月9日 
 2-1号 2013年7月3日  2-2号 2014年5月15日

以上

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