プレスリリース

「さこれ水力発電所」の開発に向けた基本協定の締結について

2016年02月04日
株式会社シーテック
中部電力株式会社

中部電力グループの株式会社シーテック（名古屋市瑞穂区、以下「シーテック」）と中部電力株式会社（名古屋市東区、以下「中部電力」）は、本日、中部電力の東上田ダム（岐阜県下呂市）の設備を利用した水力発電事業に関する基本協定を締結しましたので、お知らせいたします。

シーテックは、東上田ダム左岸に、河川環境を維持するための放流水を有効利用した維持流量発電所である「さこれ水力発電所」を建設します。

発電出力は370kWで2018年7月の運転開始を目指し、建設を進めます。

本日締結した基本協定は、シーテックが「さこれ水力発電所」を開発・運営するにあたって、中部電力の設備を利用することから、設備の所有・管理区分や、発電に関する管理や運用の基本方針などを定めたものです。

なお、発電した電気は中部電力が買い取る予定です。

シーテックが水力発電所を開発するのは、現在建設中の秋神水力発電所（本年4月運転開始予定）に続き2か所目となります。

開発にあたっては、地元の皆さまや関係各所にご理解とご協力をいただきながら、安全を最優先に進めてまいります。

水力発電は、再生可能エネルギーの中でも安定した発電電力量を期待できることから、今後も中部電力グループ一体となって、一般水力や維持流量発電の継続的な開発に努めてまいります。

【計画概要】

以上