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プレスリリース 2017年

クリンカアッシュ(石炭灰)を利用した製品のサンプル調査および再発防止策について

2017年8月18日

中部電力株式会社
株式会社テクノ中部

中部電力株式会社(以下「中部電力」)は、碧南火力発電所より出荷した石炭灰の一種であるクリンカアッシュについて、出荷先の株式会社テクノ中部(以下「テクノ中部」)より8月5日、「自主的サンプル検査において環境基本法第16条に定める土壌環境基準を超えるヒ素0.014mg/lが検出された」との報告を受けました。改めて中部電力にて重金属溶出分析試験(以下「分析試験」)を実施した結果、8月9日に土壌環境基準値(0.01mg/l以下)を超えるヒ素0.013mg/lを検出しました。

現在、中部電力は、クリンカアッシュの出荷を全て停止し、テクノ中部による販売も全て中止しております。(8月10日お知らせ済み

ヒ素の溶出量が土壌環境基準を超えるクリンカアッシュを出荷したことにつきまして、心よりお詫び申し上げます。

中部電力およびテクノ中部(以下「両社」)は、既に販売済みの当該クリンカアッシュ約190tにつきまして、自主的に回収を行ってまいりましたが、クリンカアッシュを用いた最終製品のサンプル調査の分析試験を実施するとともに、再発防止策を取りまとめましたので、お知らせいたします。

1 サンプル調査

両社はクリンカアッシュの納入先である培養土・土壌改良材メーカー全6社ならびに、テクノ中部がクリンカアッシュを直接販売したユーザー全2社(以下、「メーカー等」)から、それぞれ当該クリンカアッシュを用いた培養土と土壌改良材を入手し、ヒ素の分析試験を実施いたしました。

この分析試験の結果、ヒ素の溶出量の数値はいずれも土壌環境基準(0.01mg/l以下)を下回る(最大0.008mg/l)ことを確認いたしました。

培養土、土壌改良材はクリンカアッシュをそのまま用いるのではなく、原料として培養土で5~25%、土壌改良材で20~60%程度を配合して使用していることを確認しております。

サンプル調査の結果から、当該クリンカアッシュを使用した培養土と土壌改良材について、そのままご使用いただいても問題はないと考えております。

2 自主回収状況

両社は、メーカー等に対し、既に販売済みの当該クリンカアッシュについて、8月10日に自主回収を申し入れ、本日までにクリンカアッシュ110t、培養土168t、土壌改良材30tを回収いたしました。

(メーカー等によっては、以前に製品化したものと一緒に保管しているため、自主回収対象外の分も含まれております。)

3 再発防止策

今回の事象を踏まえ、中部電力は、今後、新たな検査フローとして、ヒ素の高い石炭により生成されたクリンカアッシュについては、分析試験により土壌環境基準を満足していることを確認した後に、出荷することといたします。

当該クリンカアッシュを用いた培養土と土壌改良材につきましては土壌環境基準に適合するものと判断しておりますが、今回の事象により、当該クリンカアッシュをご購入されたメーカー等はじめ、当該クリンカアッシュを原材料とする培養土を使用されるエンドユーザーの皆さま、地域の皆さま、関係者の皆さまには多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます。

両社は、再発防止策を徹底し、二度とこのような事象を発生させないように全力をあげて取り組んでまいります。

【お問い合わせ先】

株式会社テクノ中部

Tel:052-614-7189

(9時~20時 8月中は土日祝も含む。9月からは平日のみ9時~18時を予定)

ホームページ受付: URL新しいウィンドウを開きますhttp://www.techno-chubu.co.jp/)(24時間受付可能)

【ご参考】環境基本法における土壌環境基準について

環境基本法における、ヒ素に関する土壌環境基準(0.01mg/L)とは、生涯(70年間)、1日2 Lの地下水等を飲み続けても健康に影響を及ぼさないように定められた基準である。

(2008年(平成20年)1月9日 環境省 水・大気環境局土壌環境課主催の「土壌環境施策に関するあり方懇談会(第6回)」において「指定基準値の設定考え方」が示されております。)

添付資料

以上