プレスリリース

プレスリリース

LPWAを活用した「児童の見守りサービス」の実証実験開始について

2017年10月30日
中部電力株式会社
KDDI株式会社
豊田市

記事をシェアする

中部電力株式会社(本社: 名古屋市東区、代表取締役社長: 勝野 哲、以下 「中部電力」)、KDDI株式会社(本社:千代田区、代表取締役社長:田中 孝司、以下「 KDDI」)、豊田市(市長:太田 稔彦)は、11月1日より、豊田市立中山小学校(豊田市西中山町蔵屋敷61)の学区内において、新しいIoT向け通信技術であるLPWA(注1)を活用した、児童の見守りサービスの実証実験(以下「本実証実験」)を開始することといたしましたのでお知らせします。

児童の見守りサービスは、「下校時間が遅くて心配」、「1人で習い事に通わせるのが心配」といった保護者のニーズにお応えすることを目的に、中部電力が主体となりサービス開発を進めており、児童が携帯する小型通信端末で測位した位置情報を、LPWAを活用してサーバーに送信することで、児童のご家族のスマートフォンやパソコンから児童の位置情報を確認いただけるサービスです。

中部電力は、本実証実験で、専用WEB画面の開発や実証運営を行います。

KDDIは、低消費電力、広い通信エリア、通信端末の低価格化を目指してIoTの活用へ積極的に取り組んでおり、本実証実験の開始にあたり、LPWA(LoRaWAN)の通信網を学区内に整備しています。

豊田市は、本実証実験を「豊田市つながる社会実証推進協議会」(注2)の活動に位置付け、関係箇所との調整など実証支援を行います。

中部電力は、本実証実験を通じて、児童の見守りサービスを利用したお客さまの声を伺い、多くのお客さまにご利用いただける地域の安心・安全につながるサービスの早期提供を目指します。

【実証実験の概要】

実証期間

2017年11月1日~2017年11月30日

実証エリア

豊田市立中山小学校学区内

モニター

豊田市立中山小学校の児童約60名ならびにそのご家族

役割分担

中部電力

専用WEB画面の開発
サービス提供主体として実証運営

KDDI

通信環境の整備

豊田市

実証エリアにおける関係箇所との調整など実証支援

(注1)LPWA
 Low Power Wide Areaの略。通信速度を低速に制限することにより、低消費電力、広い通信エリア、通信端末の低価格化を実現する無線通信方式

(注2)豊田市つながる社会実証推進協議会
 企業、大学、行政、金融機関などが、地域課題の解決に資する技術の開発・実証・実装を目指す体制として豊田市が設置した組織で、中部電力およびKDDIも参画

別紙

以上

ページトップへ